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両丹日日新聞2006年6月21日のニュース

惇明小庭のクスノキ2本残る 関係者らの要望を受けて

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 福知山市内記五丁目、惇明小学校(関三千彦校長)玄関前にあるクスノキの古木4本が、市の都市計画道路の拡幅計画に掛かり、すべて伐採することになるのではと心配されていたが、2本がそのまま残ることになった。同校では「同窓生たちにとっても思い出深い木なので、2本だけでも残ることになってよかった」と喜んでいる。

 クスノキは玄関前の庭園に植えられており、いずれも高さ15mほどで、樹齢は数十年とされる。一番大きい木で幹周り約3m。庭園の木々の中でも目立った存在で、児童たちに親しまれ、同窓生や地元の人たちの思い出の木となっていた。

 拡幅されるのは、都市計画道寺町岡篠尾線(全長5km)で、学校周辺の区間は道幅が狭く、一部急なカーブになっているところがあり、車のすれ違いがしにくく、歩行者には危険な場所だった。このため市が福知山停車場長田線交差点から旧稲荷踏切手前までの約200m区間を幅員25m(歩道を含む)の4車線に拡幅する計画を立てた。

 同校玄関前もスロープ状の通路の半分ほどまでが拡幅の用地となり、クスノキ4本が道路築造に支障をきたすとして、残すことは難しいとされたが、学校や同窓会、地域の自治会などが「何とか残してほしい」と市に強く要望。市では多くの人たちの熱い思いを受け止め、4本のうち北側の2本をそのまま歩道の街路樹として残すことにした。

 クスノキはこれまで多くの児童の成長を見守ってきた大切な木だけに、今回の措置を喜ぶ声が多い。関校長は「惇明小の東校にあったクスノキ2本も図書館近くに植えられています。学校のクスノキも児童たちにとって身近な存在で、残ることが決まり本当によかった。今後はこの木を大切にするよう子どもたちにも呼びかけたい」と話している。

 同校出身で、内記5丁目の自営業、大槻慶太さん(40)は「クスノキは学校の歴史やたくさんの児童を見続けてきた大切な木で、いろんな人たちの思いが込められている。2本だけでも残り、昔のままの景観が少しでも保持できてよかった」と喜んでいる。

写真:歩道の街路樹として残るクスノキ


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