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両丹日日新聞2006年5月12日のニュース

傷んだ本を“再生” 修斉小 図書修理ボランティア

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 福知山市半田、修斉小学校で、児童の母親たちが傷んだ学校図書の修理ボランティアに励んでいる。市内には読み聞かせのボランティアは多いが、図書修理のボランティアは珍しく、メンバーたちは子らにきれいな本を読ませてやりたいと、月1回集まり、熱心に作業を進めている。

 グループ名は「修斉小図書修理ボランティア」。同校に通う2人の子を持ち、本の読み聞かせやブックスタート活動などを続ける安川尚子さん(39)=下荒河=が、同校図書室に新しい本が少ないことに気付き、市に本を入れてもらうよう頼んだが、時間がかかるため、自分たちで今ある古い本を修理しようと考えた。近くに住む母親たちにも声をかけ、昨年グループを結成。事前に修理についての知識を深めたあと、4月から毎月第2水曜日に学校に来て2時間活動している。

 現在メンバーは8人。会社退職後に、本の修理の仕方を身に付けた神村尊夫さん(65)=土師町=の指導を受けながら作業している。これまではページが取れた本を、のりなどを使い、時間をかけて直してきたが、新しい本が徐々に入ってきたため、5月からは背表紙の破れた本を中心に修理している。また子らが図書を選びやすいようにと、本棚の整理にも力を入れている。

 図書室の蔵書は約2000冊。安川さんは「古い本が多いので、修理して一人でも多くの子どもたちが本と親しむ機会を持ってくれればうれしい。活動してもらえる母親たちの参加も呼びかけています。他の学校にもこうした修理ボランティアができるといいですね」と期待している。

 同校の加藤由美教頭は「修理してもらうと、図書室へ行く子どもが増えます。またメンバーのみなさんの活動を見て、本を大切にする気持ちが高まっていけばうれしい」と話していた。


写真:月に1回、2時間かけて修理を行う


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