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両丹日日新聞2006年4月 4日のニュース

NPOが三和で農園開拓 「ダッシュ村」として都市と農村交流図る

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 団塊世代が大量定年を迎えるのを見据え、NPO(非営利法人)が福知山市三和町で農園開拓事業を計画している。すでに広い用地を確保し、テレビ番組同様に昔ながらの農村生活を取り戻そうと「福知山・みわダッシュ村」構想と名づけ、下準備が始まっている。開墾や作付けなどは、これから会員を募って手がけていく。指導するボランティアも募り、都市と農村、世代間の交流を図る。

団塊世代の受け皿に

 構想を進めているのは、29歳までの青年と60歳以上の豊富な知識と体験を持つ「盛年」の異業種交流をしているNPO京都SEINEN団。代表で京都市在住の企業経営者、清水三雄さん(65)が、自分で農作物を育てたいと農地を探していて、三和町下川合地区に荒れた農地を見つけたのが始まりだった。

 開拓地で野菜栽培などがされていたが、十数年前に放棄されて以降、手つかずの状態になっていた。手続きを経てここを購入できたものの、広さが約4・5haと広大なため、一人の楽しみでなく大勢で一緒に開拓していこうと、NPOに土地を託した。京都SEINEN団は異業種交流事業のほか、山林ボランティアを5年行っており、下草刈りなどで汗を流して山をよみがえらせてきた実績もある。

 農地のほか、上川合の農家も確保した。約1haの土地に古い母屋、離れ、土蔵などがあり、小川が流れる絶好のロケーション。ここを会員が宿泊できるように改造していく。これから団塊世代が定年を迎え、大量の退職者が出るが、都市部では古里を持たない人たちの間で農村移住を希望する人が多く、その受け皿になることも計画。定住希望者に地域へ住み着いてもらうことにしており、すでに1組の夫婦が移住を決めている。

 土地の開墾、農作物の栽培、宿泊施設の手直しなどは、会員が自分たちの手で行う。ただし、農作業や大工仕事を知らない人たちが中心になりそう。そこで、地元の人たちに協力をあおぐことにした。

 おりしもテレビでは、若者の人気グループが古い農家を改築し、お年寄りに教わりながら農作業に取り組む番組が放送されている。日本テレビ(読売テレビ)の番組「鉄腕DASH!(ダッシュ)」の「ダッシュ村」コーナー。NPOは番組に了解を得て、「福知山・みわダッシュ村」を名乗ることにした。

 清水さんは昨年春から準備のために何度も三和へ通い、多くの人と接してきており、「ここ三和は本当にすばらしい。深呼吸ができる自然は、いまや貴重。いい人たちにも恵まれました。更に多くの人と交流していきたい」と話している。農業・土木作業、大工仕事などの手ほどき、農機具提供など協力できる人は、NPO内のダッシュ村準備委員会、松本秀和委員長、電話090−****−****へ。入会問い合わせも同じ。


写真:下川合に4・5haの農地を確保。夢を語る清水さん


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