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両丹日日新聞2006年3月24日のニュース

「春の女神」ギフチョウようやくお目覚め

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 「春の女神」といわれる府天然記念物のギフチョウが、福知山市の大地洋次郎さん(65)宅で次々に羽化している。厳しい寒さが続いたせいで、今年は第1号の羽化が例年より10日ほど遅くなった。かれんな姿が福知山に春の訪れを告げている。

 大地さんは17年前、綾部市内で初めてギフチョウに出会い、その美しさに魅せられた。年に1回発生する日本固有種で、環境省のレッドデーターブックで絶滅危惧(きぐ)種に指定されていることを知り、自宅で飼育を始めた。毎年、500匹以上をかえしている。

 今年は20日朝に第1号が羽化した。アゲハチョウ科の仲間で、羽を広げると6−7cmある。黒と黄色のしま模様に赤のワンポイントが特徴で、サクラの開花時期に羽化するため「春の女神」と呼ばれる。飼育小屋のなかで、サクラソウなどにとまり、蜜を吸っている。

 羽化は4月初旬まで続く。成虫はすぐに交尾し、カンアオイに卵を産み付ける。その後、約10カ月の長い期間をサナギで過ごす。

 大地さんは「羽化が始まると、生命の尊さを教えられるとともに春を実感します。今年も成虫100匹から150匹ほどを古里の山に放したい」と話していた。


写真:サクラソウにとまり、蜜を吸うギフチョウ


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