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両丹日日新聞2006年3月16日のニュース

上屋改築し倍の広さに 和久市町の梅干し半十郎観音

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 首から上の病気にご利益があると伝わる福知山市和久市町、「梅干し半十郎観音」の祠(ほこら)を覆う上屋が、このほど30年ぶりに改築された。以前の倍の広さとなり、参拝者たちは「雨風を気にせずにお参りできるようになった」と喜んでいる。

 祠には、江戸時代に藩から盗んだ金を生活に苦しむ庶民に与え、処刑された松岡半十郎という人がまつられている。処刑されたとき、自身の守り本尊としていた小さな金の観音像を飲み込み、「私の墓へ梅干しを持って参れば、首から上の病は観音さんのご利益で必ず治る」と言い残した。その後、近隣から参拝者が相次ぎ、梅干しが絶えない祠になった。

 高さ2mほどの祠は、由良川の水害で何度も移転した。現在の場所に落ち着いたのは1976年で、その時に祠を守るために上屋が設けられた。しかし、長年雨露にさらされたため傷みが激しく、傾いた状態となり、同観音奉賛会が1月下旬から改築を進めた。今月9日に常照寺の伊東日祥住職を導師に迎え、完成式をした。

 新しい上屋は木造瓦ぶきで、幅、奥行きがそれぞれ3m余り。湿気を防ぐために壁に空洞を設けるなど工夫している。目、鼻、口などの病に苦しむ人たちのお参りが絶えず、祠には梅干しがいつもたくさん供えられている。

 事務局長の松本清孝さんは「ご利益があると口こみで広がり、府北部を中心に毎日のようにお参りがある。9月20日の年に1度の大祭には200人以上の方がお参りされます。新庄の工務店の協力で予想していた以上の立派な上屋ができ、みんな喜んでおり、大切に管理していきたい」と話していた。


写真:立派な上屋ができた梅干し半十郎観音。首から上の病にご利益があるとして参拝が絶えない


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