WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2006年1月31日のニュース

血液不足解消へ強力援護 目標は100リットル 「命の絆」スローガンに福知山駐屯地で献血

0131kenketu.jpg
 冬場の輸血用血液の不足を受けて、陸上自衛隊福知山駐屯地(佐藤正久司令)は31日、同駐屯地で大々的な献血運動に取り組んだ。目標は福知山赤十字血液センター管内では前例のないドラム缶半分量の100リットル。1人400ミリリットルずつで250人が必要で、「命の絆(きずな)」をスローガンに、訓練の合間を縫って次々と隊員たちが献血車に集まった。

 同駐屯地では、司令が福知山市献血推進協議会(会長・高日音彦市長)の委員を務めていることもあり、年度ごとに3回の定期献血に取り組んでいる。

 献血は命令で行うものではなく、隊員たちが自主的に参加している。過去には訓練行事と献血日が重なったこともあったが、訓練終了後に駆けつけるなど必要性への意識は高く、今回の呼びかけにも多くの隊員たちが応えている。

 冬場になると例年、全国的に血液が不足がちになる。同センターは「ちょうど寒さと風邪の流行の時期です。体調を崩したり予防で薬を飲んでいる方からは献血をしていただくことはできませんので、慢性的に献血人口が減少してしまいます」と説明する。

 1会場で100リットルを超えることは非常に珍しいという。同センターが開設された1983年以降を見ても、03年7月の綾部市内の水無月祭で198人が協力した約79リットルが最も多く、府内でも04年11月の京都市内の企業での256人、約102リットルが最高だ。

 同駐屯地のこれまでの献血実績を見ると、過去最高は87年12月の132人で、昨年度の年度3回の総数で287人。今回は1回の事前申し込みだけで251人を数え、歴代記録を大幅に塗り替える可能性がある。しかし、記録更新が目的ではなく、同駐屯地が掲げる「深めよう部隊の絆と地域の絆」に「命の絆」を加えることで、新しいつながりを築きたいとしている。

 定期献血は献血車1台でやっているが、今回はそれでは足りない。2台を配備し府赤十字血液センターから医師と看護師の応援も得て態勢を整えた。福知山赤十字血液センターの谷口重喜管理課長は「この時期にこれだけの協力をいただけることはとてもありがたいです。安全に献血ができるように万全で備えました」と話していた。

 午前9時から隊員たちが続々献血車に集まっている。午後からは佐藤司令も参加。夕方には高日音彦市長らが協力への感謝を伝えるために来場する。

センターでの献血協力も呼びかけ

 福知山血液センターは献血への協力を呼びかけている。献血車のほか、毎週木曜日には同センターで受け付けている。

 赤血球の寿命は3週間のため、輸血血液は長期のストックが効かない。府内全体では毎日500人の献血が必要な概算になるという。問い合わせは同センター=電話(27)6630=へ。


写真:隊員たちが自主的に献血に協力した


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

このサイトの正式公開は2000.6.20です

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ