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両丹日日新聞2006年1月28日のニュース

お客さんはだ〜い好き 園長さんは大の苦手 市動物園のシロテテナガザル「建六」

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不思議 職員にもなつかず 園長は「信頼回復に努めたい…」

 福知山市猪崎、市動物園(二本松俊邦園長)で一番の人気者は、シロテテナガザルの雄「建六」(2歳)。来園者に抱きついたりして人なつっこい姿を見せる。ところが、なぜか園の職員が近づくと逃げてしまう。特に園長は大の苦手。普通、園で飼育される動物は一番身近な職員になついたあと、来園者に慣れていくが、建六はその反対。同園の職員たちは「なんでわたしたちには慣れないのか不思議だが、お客さんたちにとってはうれしいばっかりで、これでいいのかなと。でも少し複雑な気持ちですね」と話している。

 園では約20年前からシロテテナガザルの飼育を始めた。6年前から、建六の姉の「さくら」「さつき」を順番におりの外に放し、来園者とふれあうようにした。建六も昨年4月に親から離し、おりの外へ出した。

 建六は当初から小屋やえさの入れ物などを掃除する飼育員たちを警戒。えさを手渡しで与えると受け取って食べるが、あまり近づこうとはしなかった。ところが、来園した子どもや女性には抱きついたりして愛きょうを振りまき人気者に。昨年11月からは苦手だった男性を受け入れるようになり、どうしても近づくことが出来なかったひげの濃い男性も12月に克服した。

 しかし一番身近にいる職員は、いまだに近づくと逃げるありさま。特に二本松園長がそばに寄ると、一定の距離をとって、まったく寄り付こうとしない。二本松園長は「建六は、まだ人間に慣れていないころに、職員は怖い存在と思ってしまったのかもしれません。特にわたしを嫌がるのは、放して間もないころ、建六の首にひもが巻きつき苦しんでいるのを助けようとして、押さえつけたことが原因かもしれません」と話す。

 姉のさくらの場合は二本松園長によく慣れ、さつきも体に触ることが出来た。二本松園長は「反対にお客さんを怖がるばっかりだと、来てくださった方々に悪いので、その点ではいいことでしょう。それでも、わたしもなんとか建六との信頼関係を回復できるように努力したい」と話している。


写真:来園者には愛想良くふるまう「建六」


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