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両丹日日新聞2006年1月25日のニュース

農集排汚泥を農地還元「夜久野方式」 自治体環境グランプリ受賞

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 旧夜久野町が、農業集落排水施設の発生汚泥を肥料化し農地で使う循環プロセスを確立した「夜久野方式」が評価され、福知山市は25日、全国表彰の第5回「自治体環境グランプリ」のグランプリを受賞した。府内初。

 グランプリは財団法人社会経済生産性本部が1999年に創設した。環境負荷の低減だけでなく、同時に生活の質向上も両立させる調和型の取り組みを進める自治体、広域連合、事務組合などを顕彰している。

 旧夜久野町の農集排事業は1994年度に始まり、発生汚泥は町外に運んで処分していたが、維持管理コストがかさむ問題が出てきた。対策として、町は98年度に発生汚泥を資源として農地還元を図る「農業集落排水総合対策実施計画」を策定した。

 全7処理施設に、肥料化するためのコンポスト機を備え、各施設利用の住民が肥料を農地で使う循環構造ができている。住民たちが町などとともに肥料を使った農産物の栽培実験を行うなど、町全体の活動となった。

 03年10月からは更に一歩進んだ取り組みが始まった。同町は日本農業集落排水協会などと共に、生ごみを粉々にして下水に流すことができるディスポーザーの実地調査に取り組み、肥料や水質などへの影響を調べた。調査対象となった住民たちは、説明会に参加し、正確な結果を出すためにディスポーザーにかけてはいけないものなどを学び協力した。1年間の調査を終え、環境対策について問題がない良好な結果が得られ、ごみ総量の減少による処理費削減と生活の質向上を達成した。

 同町は農集俳の環境保全型社会の先進モデルとして、全国各地からの視察もあり注目を集めた。

 東京都の早稲田大学で開かれた表彰式には、桐村俊昭・環境政策部長と衣川庄二・夜久野支所副支所長(旧夜久野町環境整備課長)が出席した。


写真:農業集落排水施設で発生する汚泥から出来た肥料


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