WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2006年1月20日のニュース

「花菜」の収穫量減る 雪で茎折れなどの被害、前年同時期の3割ほど

0120hanana.jpg
 JA京都福知山支店が栽培に力を入れている京の伝統野菜「花菜(はなな)」が、降り積もった雪の重みで茎が折れるなどの被害に遭い、収穫量が大幅に減っている。出荷時期を迎えている中手(なかて)品種のほか、2月から出荷の晩生(おくて)への影響が心配される。

 花菜栽培は、1998年に当時のJAふくちやまが冬場の基幹作物として導入した。露地栽培のため気象変動に左右されやすいが、投資的経費がそれほどかからず、軽量野菜で女性や高齢者の栽培にも向いている。

 切り花用として昔から京都で栽培されていた伏見寒咲きナタネを食用にしたもの。品種改良が進み、今では季節料理の素材として京都の老舗料亭で重宝がられているほか、一般消費者にも緑黄野菜として人気がある。

 今シーズンは10月、11月に暖かい日が続いたことから、中手は生育が良好だった。ところが、年末から記録的な大雪に見舞われ、株が大きくて柔らかいため、山間部のみならず平野部でも被害が大きくなった。

 府中丹西農業改良普及センターによると、葉や茎が折れたり、商品となる花芽のつぼみが腐ったりする被害が多発している。

 例年この時期になると、パック詰めされた花菜が同支店の集荷場にたくさん持ち込まれるが、今のところ量は少ない。作付面積が変わり一概に比較できないが、前年同時期に比べて3割程度に落ち込んでいるという。

 支店管内では早生(わせ)品種は栽培しておらず、今のところ中手の被害が大きい。作付面積が8割を超える晩生への影響が心配されている。今年度は約7トンの出荷量を見込んでいたが、その3分の2程度に落ち込みそうで、生産農家には厳しい冬になっている。


写真:降り積もった雪で茎が折れるなどの被害が出ている(市内の花菜栽培農地で1月10日写す)


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

このサイトの正式公開は2000.6.20です

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ