WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2006年1月12日のニュース

福知山市誕生時の市議選伝える新聞見つかる 平成合併の増員選前で話題に

0112sinbun.jpg
 福知山市内のヘアーサロンおかはら経営、岡原通直さん(71)宅から戦前の新聞が大量に見つかった。二・二六事件や日中戦争などの号外に混じり、合併により「福知山市」が誕生した直後の市議会議員選挙を伝える新聞もあった。折しも福知山市はいま、3町と合併して市議増員選挙を控えており、話題となっている。

 新聞を保存していたのは通直さんの父で、1976年に77歳で亡くなった福治郎さん。大阪毎日新聞を中心に、朝日新聞などを歴史的な出来事別にまとめてたくさん残していた。福知山の市議選を伝える新聞も、その中にあった。

 「山陰実業新聞」昭和12年(1937)8月9日付号で、「天下に示範の此戦績 大福知山の粛正選挙」と見出しが踊る。福知山は前年10月に雀部、庵我、下豊富村を合併し、12年4月1日に市制施行。同月22日に市議選が行われた。ところが選挙違反事件が拡大して5月に総辞職。8月に改めて選挙が行われた。

 記事は「全国の関心を一堂に寄せつつ執行された今次の福知山市会議員選挙は第一次の歴史的大失態に鑑(かんが)みこれが雪辱更正を期しての最も意味深長なるやり直し選挙であつたため…」と伝える。定数30に対して36人が立候補。有権者5996人で棄権は「わずか982名という好成績でこれでこそ更正福知山の面目も立つ」としている。

 裏面には各候補の得票数と当選者の顔写真が掲載されている。トップ当選は283票、最下位当選は97票だった。

 岡原さんはコピーを店内に張り出しており、お客さんが「これ、うちの親父です」と候補者に名前を見つけて懐かしむこともあるという。現物はほかの新聞と一緒に、近代史の学習をしている人たちに貸し出してあり「有効に使ってもらいたい」と話している。


写真:「二・二六事件」などの号外と一緒に見つかった福知山市議選を伝える新聞


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

このサイトの正式公開は2000.6.20です

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ