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両丹日日新聞2005年12月 8日のニュース

市民号島原同行記 笑顔の交流ずっと続けたい 姉妹都市のきずな強く

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市民号島原同行記 笑顔の交流ずっと続けたい 姉妹都市のきずな強く

 「福知山市民が来島(島原入り)する」ということを知った島原市民から、島原市役所へ旅程などを尋ねる問い合わせが「かなりあった」という。島原城、雲仙岳災害記念館、みずなし本陣、宿泊先と、行く先々で、そんな多数の市民が大歓迎してくれた。

 普賢岳は綿帽子をかぶり、ふもとではビュンビュンと冷たい風が吹いていた。そんな寒さのなかでも、屋外で福知山の市章旗を持ち、市民の乗ったバスがやってくると、満面の笑顔を浮かべ盛んに旗を振る。

 「有名人になったみたい」「感激した」「涙が出そうなほどうれしかった」「寒いのに気の毒」

 バスの車内ではそんな感謝の言葉があちこちで飛び交っていた。「福知山へ来られたら、こちらも大歓迎しよう」

松平忠房公の国替えが縁

 島原と福知山は、1983年(昭和58年)3月1日に姉妹都市提携を結んだ。これは、江戸時代初期の1669年、当時の福知山城主・松平忠房公が肥前・島原へ国替えとなったことが縁だった。そのため、「先祖は福知山出身」という島原市民も少なくない。

 姉妹都市提携以後、両市を行き来し、災害では義援金を贈りあうなどして助け合ってきた。

 宿泊先の交流会には、吉岡庭二郎市長ら46人の市民が出席。円卓に島原と福知山の両市民が3、4人ずつ席に着き、交流を深めた。福知山踊りや島原の踊り。互いの郷土芸能を披露し、盛り上がった。

 交流会に参加した島原の安中連合婦人会長、森川美恵子さん(64)は「海はちか(近)かですか」「島原に来て、どげんですか」など、初対面の記者にも気さくに話してくれる。「福知山へ行く旅があれば、応募したい」とも。

 別の女性は「テレビで福知山のことが映ると受け止め方が違う。これからも交流を続けたい」という。

両市の友情次世代へ
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 同記念館などで、盛んに手を振ってくれた島原市立第三中学校1年の徳永竜輝君(13)は「遠いところから長崎に来てくれたからうれしい」と、寒さで顔を赤くしながら話してくれた。

 ともに噴火災害、台風災害に遭ったが、島原は雲仙岳、福知山は由良川とともに生きていく。だからこそ、それぞれを風化させてはならない。

 そして、歴史的な縁が取り持つ姉妹都市としての友情も、次世代に引き継いでいきたい。

 今回、福知山から島原へヒカンザクラの苗木20本を贈り、一緒に植樹した。この旅で出会った子どもたちと、満開のサクラの木の下で、再会できればいいなあ。トワイライトエクスプレスの寝台に寝そべりながら、そんなことを考えた。


写真:福知山市民を迎え入れてくれた島原市の市民(上)と子どもたち

    

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