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両丹日日新聞2005年11月24日のニュース

子孫繁栄など願い伝統の亥の子祭り 和久寺、半田地区でわら杵を手に各家庭回る

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 福知山市の和久寺、半田両地区で23日、伝統行事の亥の子(いのこ)祭りが行われた。子どもたちが、わらを束ねた杵(きね)を手に地区内の各世帯を回って祝い歌を歌い、子孫繁栄や無病息災などを願った。

 亥の子は、陰暦10月初めの亥の日に、新米でついた「亥の子餅」を食べ、「イノシシの子だくさん」にあやかって子孫繁栄などを願う収穫祭。関西の伝承習俗として近年は勤労感謝の日に行われているが、子どもが年々減って次々に姿を消しているという。

 和久寺地区では地元子ども会が自治会、公民館、老人会の協力を受けて実施。子どもたち13人が、大人の付き添いを受け午後6時ごろに地元神社を出発し、全45世帯を回った。

 各家庭の玄関口では、老人会のメンバーが作った杵で庭をたたきながら、「亥の子の餅つき祝いましょう 新米餅で祝いましょう」と元気いっぱいに祝い歌を歌った。玄関口で迎えて見守る家庭も多く「寒いなか、ありがとう」と子どもたちに声を掛けていた。

 半田地区は地元子ども会の子どもたち19人が参加し、全約100世帯を回った。亥の刻に合わせて夜間に行う行事だが、昨年はクマの出没騒ぎで中止、今年は昼の時間帯に変更して行った。

 子どもたちは、地元老人会の指導を受けて手作りした杵を手に、公民館前を2班に分かれて出発。各家庭の玄関前にきれいに並び、杵を元気良く地面に打ちつけた。「庭上げ鎌上げお家の繁盛祝いましょう」との歌が聞こえると、玄関口に出てきて見守る家人の姿もみられた。地元の古老は「昔ながらの行事ですが、70年ほど前は1戸訪ねるごとに合図のラッパも吹いていた」と振り返っていた。


写真:祝い歌に合わせて、わらを束ねた杵を打つ子どもたち(和久寺)

    

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