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両丹日日新聞2005年11月 1日のニュース

若い夫婦が市内興で茶栽培研修 府の担い手養成実践農場事業で福天初

 府は新規就農希望者を支援し養成するため、2002年度から「担い手養成実践農場」事業を進めているが、福天地方で初めて農場研修が行われることになった。三重県出身の夫婦1組が研修生として、地元の人たちの協力を得ながら、同市興で茶業に取り組む。同地域では農業従事者の高齢化が進み、担い手不足が深刻になっており、新規就農希望者が現れたことで、大きな期待が寄せられている。1日には同市篠尾新町のサンプラザ万助で研修開始式が行われた。

 この事業は、府農業開発公社が、就農希望者の研修のための担い手養成実践農場を設置し、ここで2年以内の研修を経て、地域内での円滑な就農を目指すもの。地域で就農希望者を受け入れ、技術研修から就農までを一貫して支援する。栽培技術の習得などをサポートする「技術指導者」と、地域にうまく溶け込めるよう生活面などの面倒を見る「担い手づくり後見人」が支えていく。

 今回研修者となるのは青木夫婦。青木さんは三重県の実家の測量会社で働いていたが、8年前に長野県で高原野菜を扱うアルバイトをして農業に興味を持ち、就農を希望。府が農業支援事業を進めていることを知り、今年4月に伏見区に住み適地を探していた。

 その後、府中丹西農業改良普及センターからの情報で、福知山市興での茶栽培に興味を持ち、茶業経営を目指すことにした。同公社が借りた新興茶業組合員の茶畑約50アールで研修することになっており、すでに8月末から2カ月間体験研修をし、整枝や病害虫の防除作業に励んだ。

 開始式には青木さん夫婦や研修地の地元関係者、行政関係者ら約20人が出席。青木さんが決意表明で「2年間は勉強で、将来的にはお茶だけでやっていける面積を確保したい。また茶以外でも市民として何か恩返しをすることが出来れば」と述べた。

 市内では5つの茶業組合が組織され、現在生産農家は28戸。担い手不足で両丹茶としての産地の維持を危ぶむ声もあったが、青木さん夫婦が地元に入ることで、地域は活気付いている。田中組合長(74)は「本当に喜んでいる。事前の研修も熱心にやっていただいた。今後は地域の一員となるよう、みんなで支えていきたい」と話していた。

    

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