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両丹日日新聞2005年10月25日のニュース

価値観押し付けずまるごと子ども受け止めて 絵本作家の梅田俊作さんが講演

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 福天教職員組合の子育て講演会が22日、三和町寺尾の三和荘で開かれ、絵本作家の梅田俊作さんが「子ども時代の必須科目」と題して話した。福天教育研究集会の中の一つとして催されたが、講演会は一般に開放され、多くの親たちが訪れ、梅田さんの話に聴き入った。

 丹後出身の梅田さんは、現在徳島在住。「宝物にしている」という、片方だけの、鼻緒のないゲタを見せながら「このゲタはウミガメが産卵しているそばに打ち上げられ、産卵を心配そうに見守っていたゲタだ。海をたゆたい、多くの鳥たちが海を越える時に、羽を休めたゲタで」と、どんどん物語を膨らませながら、自身が日々どんな暮らしをしているかを紹介した。

 そんな梅田さんのもとに、少年が一人訪ねてきて一緒に生活をするようになった。少年と毎日砂浜を散歩し、波に打ち上げられたガラス玉を拾い集めた。ほかの人たちからは変に思われても、梅田さんと少年には、とても価値のあるガラス玉に思える。そうやって価値観を共にするうち、心に傷を負った少年が元気を回復し、両親のもとへ帰っていったという。

 こうした例を挙げながら「人から見ればガラクタかも知れないけど、その子どもにとっては価値のある大事な物というのがある。価値を押しつけず、子どもをまるごと受け止めてあげてほしい」と話した。

 講演の最後には、妻の佳子さんが梅田さんの絵本の読み聞かせをし、大きな拍手を受けていた。


写真:「宝物」という空き缶やゲタを見せながら話す梅田さん

    

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