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両丹日日新聞2005年10月25日のニュース

藍染めで生きる希望わき工房開設 企画展、教室をと広がる夢

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 福知山市萩原の福知山藍同好会員、橋詰あや子さん(57)が20日、自宅を丸ごと使って念願の手作り工房「あや」を開設した。99年、がんで余命8カ月と宣告されたが、退院後に病魔と闘いながら藍染めに打ち込み、元気を取り戻した。今は、畑での藍栽培や藍染め作品づくりに夢中の日々を送っており、訪れる人たちと笑顔で交流している。

 橋詰さんは駅前町で、長く中華料理店を営んできた。常連客も多く、充実した日々だったが、突然、がんの診断を受け、一刻も早い入院に迫られた。残された命はあと少しと、絶望の淵に立たされていたが、抗がん剤も効いて徐々に回復。2年後に床を離れることができた。

 完治したわけではなく、不安に襲われることもたびたびあった。この気持ちをぬぐい去りたいと、以前から関心があった藍染めに打ち込むことにし、福知山藍同好会に入った。活動を通じて由良川藍への思い入れが一層強まり、藍栽培から作品づくりまですべて自分でやりたいとの思いが募った。それには畑や工房のスペースが必要で、2年半ほど前に街中から萩原へと引っ越した。

 工房は昔ながらのかやぶき民家を改装した。自身の生活の場となる1部屋を除く、6畳和室4室をギャラリースペースにし、自分自身や他の同好会員らが手がけたトールペイント、パッチワークなどの藍染め作品を、委託販売の形で並べている。喫茶のコーナーも設けて飲み物や軽食類を出している。作業場は別棟に設け、藍がめや織り機などを置いている。

 橋詰さんは「藍染めとの出あいで、生きる希望がわきました。同好会の塩見会長らに励まされ、近所の方々も開店準備などで協力してくださり、人の温かさをつくづく感じました。病気はしましたが、そのお陰で多くの収穫があったような気がします。工房を多くの人たちが交流できる場にするため、こんご企画展や教室を開き、経験を生かして飲茶づくりもしたい」と夢を膨らませている。

 工房は木曜日から日曜日までの午前10時から午後4時まで開店する。場所は市街地からの場合、国道9号を三和町方面に走り、生野の百人一首の看板先の脇道を右に少し入ったところ。問い合わせは電話(35)0255。


写真:自宅を丸ごと使った工房と橋詰さん

    

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