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両丹日日新聞2005年10月20日のニュース

陸自第7連隊初動隊員ら非常招集 台風23号被災1年で訓練

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 猛威をふるった台風23号の被災からちょうど1年を迎えた20日、福知山市の陸上自衛隊第7普通科連隊(佐藤正久連隊長)は、猪崎の由良川河川敷で災害対処訓練をした。初めての試みとなる増水時に中州に取り残された人の救出、応急救護訓練などをした。命を救うための時間との戦い。同日午前5時30分、待機部隊30人に非常招集がかけられた。

 同連隊には非常時にすぐ動ける待機部隊が常にいる。台風23号に見舞われた昨年10月20日も午後5時10分に初動部隊が待機、同日午後9時に府からの派遣要請を受けて宮津市へ向かった。翌日以降も福天地方を含め、ボートなどによる救出、給水活動、崩壊した道路復旧、ヘリによる孤立集落への物資輸送に取り組んだ。しかし、犠牲者もいて、遺体の収容をする悲しい場面もあった。教訓に学び、災害に備える意識高揚のために訓練した。

 抜き打ちの形で招集がかけられたが、予定より15分早く派遣準備が完了。現地訓練開始の午前7時前には待機隊員ら緊迫した面持ちの約50人が河川敷に到着した。市、消防、警察も見学した。

 佐藤連隊長が「台風23号では89人を救助し、4人の遺体を収容した。ちょうど1年がたったきょう、訓練することは大きな意義がある。隊員たちは意識を向上させ、住民、関係機関とともに連携を図っていく必要がある」と士気を高め、大江町の2人を含む15人の犠牲者に黙とうをささげ、訓練に入った。

 増水により川岸から18m離れた中州に負傷者ら要救助者4人が取り残されたとの想定。同連隊には災害専用の資材はなく、通常使うゴムボートやロープでの救助活動をしなくてはいけない。上流からゴムボートで隊員たちが中州に向かい、川岸と中州両方に支柱などを固定。張り巡らせたロープにタンカとボートをつなぎ、激流に流されないように搬送した。

 訓練を終え、同連隊第3科長の石川信之3佐は「実際に訓練に取り組んだ者が検証し直し、他の隊員たちに広め、教訓にしていこう」と講評した。


写真:要救助者を助けるために本番さながらの訓練が行われた

    

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