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両丹日日新聞2005年10月 5日のニュース

三俣の生野神社 大鳥毛修繕が秋祭りに間にあう

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 「今年も奴(やっこ)行列が続けられる」。福知山市三俣、生野神社の氏子たちは、9日の秋祭り本番を控え、いつもの年にも増して大鳥毛(大奴)を握る手に力を込めている。

 江戸時代から始まったと言われる奴行列だが、その花形は奴振り。生野神社の秋祭りでは10尺(約3m)ある長い大鳥毛を2人1組で投げ渡すのが最大の見せ場となっている。

 ところが、練習で落とすなどしてカシノ木製の棒の部分が折れ、馬のたてがみをくっつけた先端部分が破損。しばらくは補強していたが、とうとう限界がきてしまい使用できなくなった。修繕するにも高額。「これではしょうがない」と、奴行列自体をやめようかというところまで話が出ていた。

 ところが、文化財を修繕するために行政から補助金が出ることを知り、奴保存会が市を通じて府に申請。金銭的な問題が解決できる望みが持てたため、専門業者に修繕を依頼した。棒は新調し、元通りになって氏子たちのもとへ再び戻ってきた。祭りに間に合い、氏子たちの気持ちは高ぶり、練習にも力が入る。

 祭りは同神社で同日午前8時40分から始まる。式典のあと、同9時20分ごろから、同神社を出発。警護、奴、子どもや大人のたるみこしなどが続き、堀越−正後寺−坂室−池田−三俣を経て神社へ戻る。ところどころで立ち止まり、奴たちが大鳥毛を2人1組で投げ渡す。

 総代の一人、今川紀元さん(65)は「傷んだことによって行列が途絶えるかと思いましたが、修繕ができた。伝統の奴振りを続けることができて喜んでいます」と話している。


写真:修理した大鳥毛で練習する氏子たち

    

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