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両丹日日新聞2005年10月 4日のニュース

「後世に伝えたい」思いで地元の画家の作品修復 福知山市の中尾成男さん

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 福知山市の農業、中尾成男さん(75)が、地元出身の画家、故・西田市太郎さん(雅号・鳳声)=京都市北区=の描いた七福神の掛け軸を大切に保管している。このほど京都市内の業者の手で修復され、美しくよみがえった。

 西田さんは福知山市の出身。河守蚕業学校(現大江高校)を卒業後、画家となり、1916年(大正5年)に京都市へ移り住んだ。著名な日本画家に師事して腕を磨き、自由美術協会を経て創造美術協会員として活躍。京都美術展、昭和天皇の御大典記念美術展などで入選した。生涯筆を持ち続けたが91年に99歳で亡くなった。

 中尾さんが保管している掛け軸は3本で、父の故・又四郎さんが西田さんに依頼して15年に描かれたもの。いずれも大黒天、恵比寿神、弁財天など七福神をテーマにし、鶴、亀などを配しているが、うち1本にはシカを取り入れている。

 床の間には掛けず、自宅でお祝い事があるときだけヒノキの箱から取り出して飾っていたが、表装に虫食いがみられ、全体に茶色に変色し、色も薄くなっていた。このため6月に京都市内の業者に依頼し、2カ月がかりで修復を終えた。

 中尾さんは「西田さんのことは昔、父からよく聞きました。松やヒノキの描き方の指導を受け、絵を描くことの楽しさが増したと話していました。今回、地元に素晴らしい画家がいたことを、後世に伝えていきたいとの思いで修復しました」と話していた。

写真:修復を終えて美しくなった掛け軸と中尾さん

    

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