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両丹日日新聞2005年9月13日のニュース

夜久野の漆守った姿伝える 木と漆の館で衣川光治さんの写真展

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 夜久野町夜久野高原農匠の郷内、町木と漆の館が、丹波漆を守り続けた衣川光治さんの写真展を館内で開いている。福知山市の写真家、四方一雄さんが撮影した作品を展示。夜久野の漆を守るために情熱を注ぎ続けた姿を振り返っている。

 「夜久野」を語るのに漆は欠かせず、漆を語るのに衣川さんは欠かせない。

 上質な漆の一大産地だった夜久野だが、時代の波にもまれて漆生産に携わる人は急激に減り、高度成長時代には全国の産地が衰退してしまった。そんな中で、衣川さんは夜久野の漆(丹波漆)を守るため、一人研究に打ち込み、漆かきの技術を守り、高めることに情熱を傾けた。植栽にも励み、やがて共感の輪が広まり「丹波漆生産組合」が再結成された。後継者たちが育ち、1991年には「丹波の漆かき」が府無形民俗文化財指定を受けた。

 こうして夜久野の漆が脚光を浴びるようになった93年、衣川さんはその生涯を閉じる。83歳。遺志は後継者たちに受け継がれ、木と漆の館を拠点に漆の文化が、伝え広められている。

 写真展では、衣川さんから漆かきの記録写真の撮影を依頼された四方さんが、黙々と漆をかく衣川さんや、衣川さんのもとに集まった若い仲間たちの息吹を写し取った作品17点を飾っている。30日まで。館内には衣川さんが塗ったケヤキの漆器、「一尺八寸大盆」もある。水曜日休館。


写真:四方一雄さんが撮影した衣川さんの写真が並ぶ館内

    

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