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両丹日日新聞2005年8月19日のニュース

森林所有者応援のため風倒木を積極的に受け入れ 丹州材協同組合が創業記念市

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 府北部の林業関係者らで組織する京都丹州木材協同組合(伊東宏一理事長、29者)は9月1日、綾部市小畑町の京都丹州木材市場で、創業2周年特別記念市を開く。昨年の台風23号による倒木が大量に出回って木材価格が下落し、輸入材による林業低迷に追いうちをかけた形になっている。記念市では大きな痛手を受けた森林所有者を元気づけるため、健全材だけでなく、風倒木を積極的に受け入れ、さらに優良材の出荷者、購入者に特別賞を出す。

 同組合は、府福天木材市場の閉鎖を受け、流通拠点を復活させて森林の荒廃を防ごうと、木材加工業者と森林所有者が手を組んで一昨年春に結成した。林業情勢が厳しい中で順調なスタートをしたが、昨年は台風による風倒木被害で、木材価格が暴落した。台風前の75%程度の価格での取引が続いていたが、現在は風倒木の出荷が一段落したことで80%前後に持ち直している。

 しかし、福天地方で風倒木が切り出されたのは道路、林道沿いや神社の巨木が中心で、全体の半分ほど。搬出費用などを考えるととても採算が合わず、奥地はほとんどが放置された状態という。このため、同組合では「荒れ放題のままでは、山が保水力を失い、水害や土砂崩れなどの災害を防ぐ緑のダムとしての機能が果たせなくなってしまう」と危惧(きぐ)している。

 記念市では午前9時30分から式典を開いたあと、同10時30分から競りを始める。出品量は被害を受けていないスギ、ヒノキや風倒木など約4000本を予想している。優良材の特別表彰は知事賞、福知山市長賞など9賞、11点を予定しており、購入者にも賞を出す。

 伊東理事長は「木材価格が台風前の水準に戻るまでには、相当時間がかかりそうです。台風被害を受けて、組合では行政の補助金を買い取り単価の上乗せにあて、薄利多売で市場運営を続けています。森林の災害保険に加入している人は地元では皆無に等しく、台風被害林の復旧は行政の支援がないと無理。先祖から預かった大切な宝の山を災害の元凶にしてはならない。記念市でも多くの出荷、買い上げをお願いします」と呼びかけている。

 こんご月2回、定期市を開くが、9月20日には特別市として「けやき祭り」を開く。問い合わせは同市場=電話(47)5757=へ。


写真:記念市に向け各地からヒノキやスギが集まっている市場

    

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