両丹日日新聞7月28日のニュース
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東南アジアの子に絵本を 曹洞宗婦人会が訳文の張り付け作業

 社団法人シャンティ国際ボランティア協会が実施している「アジアの子どもたちに絵本を届ける運動」に参加協力する曹洞宗婦人会の福知山市内の会員8人が27日、同市内記1丁目の市丹波生活衣館で、贈る絵本に現地語の訳文シールを張り付ける作業をした。東京都の同協会事務所を通じて来春、カンボジアに届けられる。

訳文シールを貼り付ける会員たち 同協会は東南アジアを中心に教育、文化支援活動に取り組み20年。99年に曹洞宗国際ボランティア会から改名され、活動の一環として同運動を始めた。カンボジアやラオスでは内戦が続いたことなどから、学校、教育、教材の不足が深刻な問題になっており、絵本を手にしたことのない子どもたちもたくさんいて、プレゼントを毎年心待ちにしているという。

 今秋に発送が計画されている絵本は約2300冊で、このうち50冊を市内の会員が受け持った。会員たちは用意した「りんごがたべたいねずみくん」など4種類のカラフルな絵本を1ページずつ広げ、日本語で記された話の部分にカンボジア語の訳文シールを丁寧に張り付けていった。例年輸送費や現地での教員研修費として1冊2000円の参加費がいるが、今回は曹洞宗婦人会の設立30周年記念として本部から助成金が出された。

 同婦人会の府副会長も務める足立千代枝さんは「絵本は内戦などで深い傷を負った子どもたちの心を癒やす存在になっています。贈った本はボロボロになるまで何度も読まれているようなので、作業にも力が入ります」と話していた。


写真:絵本にカンボジア語の訳文シールを張り付ける会員たち


夜久野町民プールの完成祝う プレオープンセレモニー


 夜久野町が額田に建設していた町民プールが出来上がり、28日午前10時から現地でプレオープンセレモニーを開き、完成を祝った。
初泳ぎを楽しむ児童たち
 新しいプールは、町教育文化会館グラウンドの北側に建設。25m5コースと幼児用プールを設けている。更衣室やトイレなどを備えた鉄骨平屋建ての管理棟も造った。また昨秋の台風23号被災時に水道が止まった地区が出たことから、緊急時に飲料水や生活用水としてプールの水を利用するためのろ過装置も備えている。総事業費は1億400万円。

 セレモニーには関係者や明正小学校児童ら約200人が出席。大江輝久夫町長は「よいプールができました。丈夫にたくましく育つため、プールを活用してほしい」とあいさつした。児童を代表して同校6年生の片桐良太君と足立泰志君が「きれいなプールなので、夏休みもたくさん泳ぎに来たい。プールをつくっていただきありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。

 このあと福知山成美高校水泳部の選手5人が模範水泳をし、続いて同校児童や保育園児らが泳ぎ、新しいプールでの水の感触を味わった。


写真:新しいプールでの初泳ぎを楽しむ児童たち

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