両丹日日新聞7月23日のニュース
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合併までの課題聞く 夜久野町長選で4選の大江輝久夫氏

 任期満了に伴う夜久野町長選挙は無投票で現職の大江輝久夫氏(64)が4選を決めた。福天1市3町の合併で失職するため、在任期間は8月5日から12月31日までの5カ月弱となるが、この期間中に新市に向けた調整をまとめる必要がある。大江氏の自宅を訪ね、合併までの課題と新市の基盤作りへの思いを聞いた。

ポイントは支所機能 地域振興策の確立を

−今後の合併協議の焦点は?

 一番のポイントは支所機能。住民と直接関係がある大切なものだ。支所に行ったのにまた市役所に行かなければいけないようではだめ。日常的なことは支所でのワンストップサービスになるようにしたい。

−支所機能では地域振興部門の充実を求めておられるが、具体的なビジョンは?

 地域おこしや農林業などを含めた総合的な地域振興策を確立したい。地域振興といっても深いものもあれば浅いものもある。広い分野を持ったスタート体制を整えることで、新市で支所機能を見直すときにも多様的な対応がしやすい。最初からすべてを形にはめてしまうと、その後に身動きが取れなくなる。支所の将来を広く見据えた体制作りをしたい。
 
−新市のイメージが町民にわかりにくいとの声があるが。

 町議会6月定例会の一般質問でも答えたが、情報提供は必要だ。専門部会などで事務作業を進めていた段階なので、出せるほどの情報がなかったこともあるが、きちんと動いていると知っていただくためにも協議のスケジュールだけでも知らせるべきだった。7月からは各市町の広報で情報を出していくが、どうしても夜久野としてすべきものは、町民が確認できる形で出していきたい。残せる資料としても提供したいので冊子がいいのではないかと考えている。

−農匠の郷の経営改善が進められているが。

 観光交流拠点として現状のまま新市に引き継がれることが決まっているが、赤字経営が続いており、経営改善を進めている。ただ人が来るのを待つのではなく和菓子の町外販売など外に働きかけていきたい。新市の西の玄関口となり大切にしたい。そのためにも合併までにできることをする。

−長年の懸案だった夜久野トンネルオープンカットの今後は。

 国、府、町の3者でやってきた。アウトラインが固まり新市になってからも引き続きやってもらえると聞いている。しかし、残る任期中に事業実施に近づけるよう協議をしていきたい。少しでも目に見えるものにしたい。

−新市での町複合施設・夜久野ふれあいプラザに期待することは。

 保健センター、ホールなどを備えた複合施設。町民だけでなく現市エリアのみなさんも一緒に広域的に使ってほしい。多くの人が集うことで交流が生まれ、心の合併に役立てばうれしい。
 
−最後に抱負を。

 今やるべきことは新市への基盤固め。すべてを完ぺきにするとはいえないが、できるかぎりのことはやっていきたい。


ペンギン2羽仲間入り 市動物園計3羽に

 福知山市猪崎、市動物園(二本松俊邦園長)に22日、フンボルトペンギン2羽が仲間入りした。これで同園のペンギンは3羽になった。28日から一般公開する。

仲間入りしたペンギン フンボルトペンギンは、南米南部太平洋側のペルー、チリなどの沿岸に沿って分布。夏の暑さには強く、国内では多くの動物園、水族館で飼育されている。同園では7、8年前にペンギン5羽の飼育を始めたが、その後次々と死に、5年前からは1羽のみとなっていた。

 今回、ペンギン舎にプール用の大型ろ過器をつけたため、増やすことを考え、同園のシロテテナガザル1匹と交換条件に、長崎県の佐世保市亜熱帯動植物園から譲り受けた。

 2羽は03年3月生まれの2歳の雄と雌。ペンギン舎に放されると、早速プールに入り、気持ちよく泳いでいた。もともといる1羽とも次第に仲良くなり、3羽並んで歩く姿も見られる。

 二本松園長は「ペンギン舎は以前のにぎやかさが戻ってきました。水の管理などが大変ですが、しぐさがかわいいのが特徴です。2世の誕生を望んでいます」と話していた。


写真: 仲間入りしたペンギン2羽(左と中央)


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