両丹日日新聞7月14日のニュース
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福知山運転所跡地汚染問題 土壌3万立方mを除去
 JR西日本と市が発表


 福知山市が進めている福知山駅周辺地区土地区画整理事業地内のJR福知山運転所跡地から、国の環境基準値を大幅に超える鉛が検出された問題で、JR西日本と市は13日、土壌調査結果と汚染対策を発表した。新たにJRが区域内の2132地点を調べた結果、基準値を超える鉛、ヒ素、水銀が472地点で見汚染土壌を除去する予定のJR福知山運転所跡地つかったことが分かった。今後の対策として汚染土壌を掘削、除去して新しい土で埋め戻す。今のところ健康被害は報告されていないが、区域内の住民に対しては住居を動かして土を取り除くなどの対策を考え、交渉していく。

新調査でも基準値超える鉛
 場所は現在整備が進むJR高架部分南側の福知山運転所跡地で約5・5ha。市では、事業地内の土砂を大量に運び出すため、昨年3月から「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、跡地の複数地点で土壌調査を実施した。その結果、3地点から基準値を上回る鉛が検出されたため、府の指導で「土壌汚染対策法」に基づき、跡地とその周辺で調査をした。調査結果で土壌からは含有量が最大で基準値の153倍の鉛が見つかったほか、基準値を超えるヒ素、水銀も検出された。

 今回は、昨年3−7月に市が調べた地点以外の区域で、JR西日本が同8月−今年5月に調査。その結果、含有量が最大で基準値の87倍の鉛、溶出量が最大で基準値の16倍のヒ素、同2・4倍の水銀が検出された。汚染原因についてJR西日本大阪建設工事事務所の平松祐之次長は「車軸などに鉛が使われたりしていたが、昔の記録が残っていないので、原因がはっきりと分からない」という。

 今後の対策についてJR西日本は、区画整理事業で民有地になる部分と駅南広場など計約1万5500平方mにおいて、平均で2・5m掘り下げ、汚染土壌約3万立方mを取り除き、新たな土で埋め戻す。工事費は約20億円かかり、2007年3月までに終える予定。JR所有地についてはアスファルト舗装などの表面防護工事で対応する。

 また区域内には現在6戸の住宅が建っており、住民らに対しては住宅を動かして土壌を入れ替えるなどの施策で市と共同で対応していく考えで、今後話し合いをしていく。


写真:汚染土壌を除去する予定のJR福知山運転所跡地


温かいメッセージ添え 絵手紙の暑中見舞い 修斉婦人会が一人暮らしのお年寄りに

 福知山市の修斉婦人会(森島洋子会長、24人)は、地域の一人暮らしのお年寄りたちに喜んでもらおう近く届ける絵手紙を仕分けする会員たちと、暑中見舞いの絵手紙を作った。民生児童委員を通じて近く対象となる約100人に届ける。

 同婦人会では今年度、地域の人たちとの交流の機会にと、絵手紙教室を月1回のペースで開いている。昨年は一人暮らしのお年寄りに印刷済みのハガキを使って暑中見舞い状を送ったが、今年はより心を込めたものにしようと絵手紙にした。

 6月下旬から3回の教室を開いて絵手紙を作成。同婦人会副会長で絵画に詳しい芦田照代さんの指導を受け、季節の花、野菜、魚などを題材にして思いおもいに絵を描いた。それぞれ「元気いっぱい」「毎日歩こう」「心が開く」などとメッセージを書き込み、温かみのあるハガキになっている。

 森島会長らは「支部組織の解散で今年度、会員数が大幅に減りましたが、こんごも地域の連携が希薄にならないように努めていきたい。地域福祉の取り組みとして絵手紙を送る活動はこんごも続けていきたい」と話していた。

 絵手紙教室は次回、8月29日に計画している。だれでも参加できる。材料の実費が必要。


写真: 近く届ける絵手紙を仕分けする会員たち


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