両丹日日新聞7月7日のニュース
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故・佐藤太清画伯のスケッチブック 福知山への思いと一緒に里帰り

 福知山市名誉市民で昨年11月に亡くなった日本画家・佐藤太清さん=文化勲章受章者=の日本画作品やスケッチブックが6日、市佐藤太清記念美術館に届いた。佐藤さんの夫人・ひろさん=東京都板橋区在住=から寄付されたもの。佐藤さんは晩年、古里を懐かしむ思いが強バラ、アサガオなどが描かれたスケッチブックかったといい、「作品が里帰りし、喜ばれているのでは」と関係者は話している。公開は後日になる。

日本画30点も市美術館へ寄贈
 寄付された作品は日本画30点とスケッチブック38冊。日本画は富士山、ツル、ハトを描いた作品や120号の大作「早春」(1946年作)などのほか、未発表の作品もあるという。

 スケッチブックは37年−99年ごろのものだと思われる。「現代的花鳥画」の世界を築き、自然を慈しんだ佐藤さんらしく、バラ、アサガオ、ショウブなどの題材が描かれている。市の担当者は「色あせておらず、生命を感じさせる作品」と心打たれていた。

 作品のなかには額装されていないものや汚れが目立つものなどがあることから、市は専門業者に修理を依頼し、8月下旬ごろに数点のみを展示し、その後順次公開する予定にしている。


写真:バラ、アサガオなどが描かれたスケッチブック


ギョーザの店 大人気 アオイ通り3丁目 空き店舗で留学生が開店

 福知山市のアオイ通り3丁目商店街の空き店舗で7日、京都創成大学の中国人留学生たちが手作りギョーザを販売した。本場の「味」を求めて多くの人たちが買い求め、久しぶりに店がにぎわった。今後月1焼きギョーザ作りに精を出す留学生たち回店を開けることにしている。

 同商店街の若奥さんたちでつくるグループ・レモングラスが、通りの活性化のために、空き店舗となっていた元喫茶店を借りて、創成大中国人留学生によるギョーザの店を「開店」した。

 店には学生食堂で中華料理を作る4回生の朱旭華さん(27)ら3人が出た。前日に100パック(1パック10個入り)分を準備。同食堂で調理を担当する「きんぼし」の和久佳生さん(61)の指導のもとで作っていった。

 ギョーザは皮も手作りで、留学生たちはレモングラスのメンバーたちの手を借りながら、店でも下ごしらえをして間に合わせていた。事前に60パックの予約があり、午前中でほぼ完売した。

 朱さんは「ホットプレートを使うと、焼き加減が難しかったが、いろんな人と会えてよかった。将来の夢は会社経営で、その勉強にもなった」と話していた。レモングラスの池田佳代子会長(58)は「きょうは若い人たちからパワーをもらいました。久しぶりに店が開き、活気づいてよかった」と喜んでいた。

 同商店街では午後9時ごろまで「織姫まつり」と題して、不用品バザーを開催。午後7時からは歌声喫茶も開くほか、周辺にろうそくを置いて照らす。あすは別の人が元喫茶店でチジミを販売する。


写真:焼きギョーザ作りに精を出す留学生たち


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