両丹日日新聞7月1日のニュース
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新「福知山市」誕生まで半年 1市3町職員ら細部の調整作業進める

 福知山市と三和、夜久野、大江3町が合併して新「福知山市」が誕生するまで、あと半年となった。合併協議自体は完了し、いまのところ表立った動きはないが、合併に向けて1市3町の担当職員が、事務作業に連日追われている。

合併に向けた事務作業が続く 福知山市役所6階には新「福知山市」開設準備室を設置し、専任職員5人と臨時職員の計6人が常駐。4市町の兼務職員69人も合併関係業務にあたっている。さらに部課長らでつくる議会、企画環境、消防など11専門部会と課長補佐、係長らで構成する39分科会を設け、事務事業の調整作業を進めている。

 主な事務作業のうちの一つが、合併協定項目の細目事項のすり合わせ。例えば「各市町で実施している高齢者生活支援事業、家庭介護支援事業については、『内容の一元化を図り新市に移行する』」。こういった「一元化を図り新市に移行する」「新市移行までに調整する」など、合併までに市町間で調整する必要のあるものが50−60項目に上るという。

 自治体名変更による看板修正など1月までにかかる経費、1月から3月までに必要な経費などの積算作業もある。

 また1市3町の広報担当者でつくる新市開設広報検討会議では住民への周知方法の案を練っている。

 合併までの手順は、開会中の府議会6月定例会に上程されている「市町の廃置分合案」が可決されると、総務大臣へ届け出る。そのあと、総務省が新「福知山市」の設置を官報に告示すれば、正式に来年1月1日から新市としてスタートできる。官報の告示は7月下旬から8月上旬と見られる。


写真:合併に向けた事務作業が続く(開設準備室で)


「夜久野を守る」心で NPO法人設立総会開く

 農村都市交流などによる夜久野の活性化を目指すNPO法人の設立総会が30日、夜久野町額田の町コミュニティーセンターで開かれた。発起人や賛同者ら町民21人が出席し、府への申請に必要な定款、事業予算書の承認、役員候補者選任などをして準備を整えた。府の認証が下りて法務局への登記をすれば町内で初めてのNPO法人「やくの郷づくり協会」が正式に誕生する。

設立総会 町長の委嘱を受けて農業、林業、商工観光関係機関・団体で組織する「やくのの郷づくり協議会」(西垣正三会長)が中心となって、昨年夏ごろから研究や先進地視察などで方向性を固めてきた。4、5両月には賛同する町民を前に報告会を開き、6月15日に設立発起人会を持った。

 設立総会では、西垣会長が発起人代表として「昨年7月から町づくり、地域づくりを目指してきた。合併して町がなくなったとき、だれかが夜久野を守っていかなければいけない。いてもたってもいられない気持ちだった」とあいさつし、出席者が拍手で賛同した。

 同協会は、協議会で掲げていた「町出身者などと連携して農村都市交流拠点の農匠の郷を活用」「農村都市交流で農地、地域資源、環境などを守り、将来的には夜久野全体の地域おこしへ」の2重点方針を受け継いでいく。

 必要な書類をまとめ今月中に府への申請を予定している。審査は最長でも4カ月以内に行われ、認証を受けると法務局への設立登記手続きに入る。


写真:夜久野町コミセンで開かれた設立総会


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