両丹日日新聞6月29日のニュース
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雀部小が地域の婦人らと交流 料理など楽しむ

 福知山市教委の特色ある学校づくり支援事業の指定を受ける福知山市前田、雀部小学校(大槻美江子校長、544人)は28日、ふれあい学習をし、6年生75人が地元婦人会と料理や手芸などで交流した。

 同事業は今年度からスタートしたもので、小学校では雀部のほか、惇明、上川口、中学校では桃映、成和、六人部の計6校を指定した。各校では研究主題に基づき様々な取り組みを実施。雀部小は地域の人たちとの交流をテーマとし、様々な人たちとのふれあいを通じて、子らの思いやりの心を育てることを主眼に置いた。

仲良く料理を作った 今回はその第1弾で、以前から子らとの交流を望んでいた雀部婦人会(松山久子会長)の21人が同校を訪問。6年生と3グループに分かれ、ビーチボールバレー、手芸、料理を楽しんだ。

 料理のグループは豆腐入りみたらしだんごとニンジンの蒸しケーキの2品を作った。婦人たちは児童たちに包丁の使い方やだんごのまるめ方などを優しく教え、力を合わせて仕上げていった。

 料理をした6年生の中村隼翔君(12)は「優しく教えてもらいとても楽しかった。またいろんなことを教えてほしい」と望んでいた。松山会長(67)は「普段子どもたちと交わる機会が少ないので、本当にきょうは楽しかった。子どもたちは素直で、またこういう場をつくりたい」と話していた。

 同校では今後、お年寄りや幼稚園児、体の不自由な人たちとの交流もしていく。


写真:料理のグループでは、豆腐入りみたらしだんごなどを仲良く作った


犯罪被害者を支援し孤立防ぐ必要性訴える 福知山連絡協総会で長男失った母が講演

 福知山署や行政機関など27団体で組織する福知山犯罪被害者支援連絡協議会(会長・山内茂署長)の05年度総会が28日、同署講堂で開かれた。総会に合わせて、傷害事件で長男を亡くした母親が講演し、地域あげて被害者を支援し、孤立を防ぐ必要性を訴えた。

 講師に迎えたのは木津町の社会福祉士。長男が96年、見知らぬ男に目が合ったなどと因縁を付けられ、顔面を殴られて倒れた際に頭を強く打ち、それが原因で3年後に亡くなった。 「犯罪被害者の支援について」と題した講演では、症状が変わるため身体障害者手帳が思うように交付されなかったこと、刑事裁判が略式起訴で知らないうちに終わったこと、加害者が週5回病院に見舞いに行っていると虚偽の証言をしていたことなどに触れたあと、「精いっぱい頑張っているのに、周りの人に頑張れと励まされたときはとてもしんどかった。他人の例を出して説教されたこともあった。心のこもらない言葉を掛けられてもつらいだけ」と振り返った。

 「被害者は、精神的に追い詰められた極限のなかで司法や行政と向き合っていかねばならない。安心して利用できる制度の確立や被害者に共感して支援をするネットワークの充実を願っている」と締めくくった。

 総会では昨年度の犯罪、交通事故被害者らへの支援対策について事例を交えて報告したあと、今年度事業として被害者支援研究会の開催や会報の発行、各種行政機関、団体が連携、協力しての被害者支援活動の推進などを決めた。


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