両丹日日新聞6月15日のニュース
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「ふるさと自慢」はモリアオガエル 修斉小3年生が大興寺から卵塊提供受け生態調べ

 福知山市半田、修斉小学校(鳥内紀代美校長、524人)は、近年少なくなってきたモリアオガエルの生態を知るため、校内で卵塊の観察をしている。卵塊はモリアオガエルの生息地として知られている正明寺の大興寺からもらったもので、3年生がカエルになるまで飼育を続け、その生態を間近で調べていく。

3年生たちが観察を始める 3年生は総合的な学習の時間で、「ふるさと自まん見つけ隊」として、校区内で自慢できるものを調べていくことにし、モリアオガエルで有名な同寺も調査対象の一つに選定。調査方法などを聞きにいったところ、児童たちが観察できるようにと、寺の本堂側の池付近に産み付けられたモリアオガエルの卵塊2個の提供を受けた。

 同寺では毎年この時期にモリアオガエルが産卵。今年も5月24日に第1号が産み付けられ、これまでに5個が確認された。同校ではプラスチックの水槽の上部に金網を乗せ、その上に木の枝が付いた卵塊を置き、オタマジャクシがかえった時に水槽に落ちやすい工夫をした。水槽にはカエルになった時に再び池で繁殖するように、同寺の池の水を入れている。

 卵塊は当初と比べ周りが硬くなり、変色してきたが、現在は職員室に置き、教諭が霧吹きで表面が乾燥しないように気をつけている。オタマジャクシがかえり始めると、児童たちにバトンタッチし、観察や世話をまかせる。オタマジャクシになってから約40日後にカエルになると言われており、それまで3年生は、生態などを記録。カエルになったら同寺の池にかえすことにしている。

 3年生の倉橋結花さん(9)は「(卵塊は)写真では見たことあるけど、本物は初めて。この中からオタマジャクシが生まれてくるなんて信じられない。どんなふうに生まれてくるか楽しみです」と話していた。担任の辻直樹教諭(33)は「観察を通じて校区内に自慢できるものがあるということ実感してほしい」。有賀祖道住職(44)は「オタマジャクシからカエルになる際、前足が急に出てくるところなど、生命の神秘を知ってもらえればうれしい」と期待している。


写真:大興寺からもらった卵塊。近く3年生たちが観察を始める


初夏彩る沙羅(ナツツバキ)の花 談の松林寺で咲く

ナツツバキ 沙羅(さら=ナツツバキ)の寺として知られる福知山市談、松林寺(中川昭徳住職)で、白い花が咲き始め、初夏の境内を彩っている。

 朝咲いては夕方に散ることから、世の無常を象徴する花として知られている。平家物語の一節「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色…」でも有名。

 同寺では25年ほど前に植えられ、現在は15本ほどある。今年は10日ごろから咲きだしたが、例年になく花のつきがよいという。花が落ちた風情も味わい深く、落花したあともしばらくはそのままにしている。
 今月いっぱい見ごろが続く。境内には苗木もたくさんあり、ほしい人に提供する。

市の名木アメリカキササゲが満開 修斉保育園で

アメリカキササゲ 福知山市新庄、修斉保育園(久下栄子園長、120人)では、市の名木に指定されているアメリカキササゲの花が満開となっている。

 アメリカキササゲはその名の通り米国が原産。別名カタルパの木と呼ばれる。同園では施設ができたころからあり、植えられてから30年以上がたつ。今では高さ約15mにもなり、毎年5月下旬から6月中旬にかけて開花する。

 園庭のブランコのそばにあり、夏には木陰をつくり、園児たちが白い花を見ながら遊んでいる。


写真上:白い清そな花をつけるナツツバキ(松林寺)
写真下:満開となったアメリカキササゲ(修斉保育園)


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