両丹日日新聞6月8日のニュース
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苗木植え10年、完熟梅の収穫始まる 和久寺の果樹園芸組合

 福知山市和久寺の尾振山果樹園芸組合・ふくうめ工房(佐々木璋英代表)が今年で結成10年を迎えた。栽培しているのは漬け梅として最高級とされる紀州の梅と同じ「南高」が中心。完熟梅を使った梅干しはまろやかで柔らかく、市観光協会の推奨土産品にも指定されている。今年は例年より2、3日遅い7日かケーブルカーで梅を運搬ら収穫を始め、とれたての実を早速、梅干しにするため漬け込んでいる。梅林からふもとの工房への運搬には今春導入した電動ケーブルカーが活躍している。

 同組合は、佐々木代表や元JA職員で農業に詳しい長岡弥生さんらが、地域の活性化にと結成して今年で10年。地元の人から借りた山林約60アールで、大粒の南高をはじめ、中粒で梅酒用の鶯宿(おうしゅく)、小粒の甲州3品種計約300本を有機栽培している。当初高さ1mほどだった苗木は4m前後に成長し、枝ぶりが豊かになっている。

 収穫作業は完熟のタイミングを見計らってアルバイトも雇って一気に進めている。山の斜面に植わっている梅の木を軽く振るだけで、一面に敷いたネットに赤みが差した実がぱらぱらと落ちる。集めた実はケースに入れて、延長50mあるケーブルカーでふもとの工房に下ろし、傷がつかないように手作業で選果している。

 現在は直径2cm前後に育った小梅を収穫しているが、中旬から鶯宿、下旬に入ると南高を手がける。収穫を始めて6年目となる今年は、昨年12月の気温が高めだったため、昨年より1週間ほど早く花が咲き、ミツバチの花粉交配が例年より思わしくなかった。ただ、木が成長し、実の大きさは昨年以上になっており、収穫量は過去最高となった昨年並みの2トン余を見込んでいる。

生梅の販売も始める

 工房では大半を漬けているが、家庭用に生梅の販売もしている。3品種ともキロ当たり700円。梅干しや梅肉エキスは通年販売している。また収穫期間中は梅狩りの体験ができる。梅酒づくりなど加工法も指導する。

 長岡さんと佐々木さんは「柔らかく上質の梅干しに仕上げるため、自然にまかせて完熟寸前の実を収穫しています。今年は冬場の高温のせいで予想していたより実が少ないですが、粒自体は大きく、南高はすでにゴルフボールほどに育っています。おいしい梅干しにするには、収穫してから一日でも早く漬けるのがコツ。ぜひ家庭でも挑戦してみてください」と話していた。問い合わせは電話(22)0667の長岡さんか、電話(22)5972の佐々木さん。


写真:梅林からふもとの工房への運搬には今春導入したケーブルカーが活躍している


梅雨を前に水しぶき 遷喬小がプール開き

元気に泳ぐ児童たち 福知山市石原の遷喬小学校(蘆田恵美子校長、246人)は梅雨を前にした8日、近くの西中筋プールで、プール開きをした。市内の小学校では最も早い。好天に恵まれてプールサイドの気温も上がり、児童たちは元気に水しぶきを上げた。

 4年生以上の児童が1、2日の2日がかりでプール掃除を終えており、同日は、6年生37人が今シーズンの使い初めをした。児童たちは準備体操を済ませたあと、気温が27度、水温が24度になった午前11時ごろにプールサイドへ。「冷たそう」と顔を見合わせながらも少しずつ体に水をかけて慣れ、水中を歩いたあと、得意な泳法で泳いだ。

 13日には修斉、昭和両小学校でプール開きを予定している。


写真:水しぶきを上げて元気に泳ぐ児童たち


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