両丹日日新聞6月3日のニュース
福知山のニュースは両丹日日新聞WEB両丹で

ガードレールの金属片次々発見 福知山市内と夜久野町の国道9号などで

 ガードレールの継ぎ目に付いた鋭利な金属片が全国各地で見つかっていることから、国土交通省福知山河川国道事務所は2日、管内で点検をしたところ、夜久野町などの国道の計9カ所で発見。3日朝から国道9号で見つかった金属片も再度点検したところ、福知山市内の国道9号でも新たに見つかった。

 金属片は全国のほとんどの都道府県で見つかっており、先がとがっているためけが人も出ている。悪質ないたずらとも考えられるが、原因はこれまでのところ特定されていない。

 同事務所管内で2日に発見されたのは夜久野町の国道9号で2カ所、綾部、舞鶴両市の国道27号で7カ所。国道478号にはなかった。夜久野町では高内の国道9号上り、下り両線で見つかった。金属片は多くが二等辺三角形で、さびついていた。長さは最大で15cm、一番小さいもので3、4cmだった。

 3日午前9時ごろから、同事務所職員らが福知山署員立ち会いのもとで、夜久野町で見つかった金属片を取り除いたあと、再度国道9号などを点検。夜久野町日置、福知山市下小田、野花の3カ所で金属片が見つかった。中には継ぎ目のボルト部分に食い込んだものもあり、ほとんどが長い年月がたっていた。

 同事務所では午後からも管内で点検を続ける。

中丹広域農道にも 福知山市は市道の調査

金属片を写真に撮る市職員 福知山市では3日午前9時から、土木課職員が4班(計8人)で市道のガードレールを点検。前田の中丹広域農道(市道上荒河観音寺線)など10路線17カ所で、さびた金属片が見つかった。

 中丹広域農道では先端がとがった金属片(長さ10cm)が、ガードレールのボルト部分にくっついていた。別の場所では長さ20cmの金属片がガードレールの接合部分に差し込んであるような状態で見つかり、とがった先端部分が道路に突き出ているものもあったという。

 市道は1603路線あり、延長752km。市ではこの日、小中学校の通学路や市街地、幹線道路などを中心に点検した。道路に突き出ているものは折り曲げるなど、応急処置として危険がないようにしている。


写真上:福知山市下小田の国道9号で見つかった金属片
写真下:見つかった金属片を写真に撮る市職員


カップめん容器の中で子ツバメすくすく 壊れた巣の代用に作る

 福知山市の加藤紀久雄さん(65)宅離れの土間天井にあるツバメの巣は、カップめんの容器で出来ている。壊れた巣の代わりにと、加藤さん一家がこしらえたもので、ツバメ親子は特製の巣にすっかりなじんでいる。その様子を眺めながら、一家は「ヒナが元気に育ってくれているようでよかった」と喜んでいる。

カップめん容器の中のヒナたち 1週間ほど前に巣が壊れ、地面にヒナ6羽がいるのを見つけた。なんとかしなければと考え、妻の澪子さん(63)がカップめんの容器を巣の代わりにするアイデアを思いついた。めん容器の巣は元の巣に近いサイズに作られており、ヒナがふんをするためにおしりを巣の外に出しても落ちない高さに調整するなど、使いやすいように工夫した。

 しかし、ヒナを入れていざ取り付けてみると、最初、親ツバメは見向きもしなかった。うまくいかずに困っていたが、少ししてからもう一度土間に戻ってみると、親ツバメがヒナに餌を運んでいた。以降は餌を運ぶ親の姿が頻繁に見られるようになり、ほっと胸をなでおろした。

 3日朝、1羽が巣立った。残り5羽も1週間前に比べると大きくなり、すくすくと育っている。加藤さんは「全員が巣立ってくれるでしょう」。澪子さんも「落ちているのを見たときはびっくりしたけどみんな元気になってよかった」と、5羽の成長を温かく見守っている。


写真:「おなかがすいた」とおねだりするヒナたち


最新のニュース 以前のニュース 連載・特集記事
福知山の最新ニュースをお届けします両丹日日新聞WEB両丹