両丹日日新聞5月26日のニュース
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福知山弁のロックが東京のライブで人気 仲野宏樹さんがインディーズデビュー

 福知山出身の若者が関東でロックバンドを組み、仲間たちとレコードレーベルを立ち上げてインディーズデビューした。バンド名は「あおぼし」。アルバムには福知山弁で歌う曲も入っており、東京のライブハウスで「ほんなら」「あんた」といった言葉が流れている。

 かしの木台出身の仲野宏樹さん(24)は、修斉小学校から福知山高校までサッカー一色の毎日を過ごした。日本代表を目標に、筑波大学体育専門学群へ進学。ここでもサッカー漬けとなった。そんな中で、戦場カメラマン・一ノ瀬泰造の本に影響を受け、思い立ってカンボジア、パキスタンへ一人旅に出かけ「このままサッカーしか知らずにいていいのか」と疑問を感じ始め、音楽活動にのめりこむようになった。

ライブで人気を集める仲野さん 卒業後は農家の仕事を手伝いながら音楽活動を続け、大学時代の仲間3人で「あおぼし」を結成。更に2人の仲間がレコード会社を立ち上げ、アルバム「わっしょい」を発売した。CDデビュー前から新宿や渋谷など東京を中心に関東のライブハウスで演奏を続け、大勢のファンを集めるようになっており、特に、つくば市では人気バンドに育っている。

 仲野さんはボーカルとベースを担当。曲の多くも仲野さんが作る。 「ふわふわ ぷかぷか のんびりと行きましょう やさしい景色が こんなにもあふれてる ときどき裸足になってみたり たまには背伸びしてみたり」(ふわふわぷかぷか)

 素直な歌詞と親しみやすい曲で、幅広い世代から支持されている。

 アルバムの最後に納めた「おーらわっしょいべいべー」は、親世代のハートもつかむ。

 「もしもし元気にしとるか? ああそうか。いや、ほんな、ええんや」と特別な用事はないけど、元気でいることを確かめるために電話をする。「あんたみかんもって帰るかー?」と、帰省した子どもの荷物に、家にあるミカンを無理矢理詰め込んで持ち帰らせる。そんな親心を子どもの側からうたう歌で、福知山弁のせりふがポイントになっている。

 CDは1枚1450円。福知山ではアビックス、ファーストステージで扱っている。


写真:ライブで人気を集める仲野さん


大江町消防団が日本河川協会長から表彰 台風時の活動など評価

 長年の水防活動と昨秋の台風23号被災時の人命救助などの功績が認められ、大江町消防団(佐古明勇団長、380人)が25日、東京都内で日本河川協会長から河川功労者として全国表彰を受け、26日に佐古団長が町役場を訪れ、伊藤堯夫町長に報告した。

表彰を報告した 河川功労者表彰は、毎年、河川の事業、調査、愛護、水防などの活動で功労のある個人・団体に贈られるもので、同消防団を含む全国の3団体が「水害活動又は水害時の人命救助等」の功績で受けた。

 大江町は、治水工事未了の由良川が町の中心部を貫通しており、梅雨や台風時には河川がはんらんするなどの水害に見舞われており、1951年(昭和26年)4月に消防団が結成されたことの意味は大きかった。

 由良川は左右岸を国道と府道に挟まれる形で、対岸に行くために在田橋、大雲橋など五つの橋は地域住民にとって欠かせない。しかし、降雨が続くと橋や道路が冠水して通行不能となってしまう。同消防団は増水するたびに出動し、水位観測、警戒パトロールや高欄管理、通行規制など、地域住民の安全を守るために活動を続けている。

 特に、昨年10月20日に襲来した台風23号は、大江町に未曾有(みぞう)の被害をもたらした。急激な水位の増加で住居の床上浸水など町主要部全体が冠水した。その状況下で、洪水による孤立世帯者30人を懸命に救助、避難誘導したのをはじめ、被害を食い止めるために日夜を問わず駆け回った。被災後も土砂災害を誘発しないようにと、2週間にわたって由良川と支流で土のうを積み上げた。同月31日までに延べ916人が出動した。

 報告を受け、表彰状を読んだ伊藤町長は「頑張っていただいた印。今後ともよろしくお願いします」と謝辞を述べ、佐古団長は「大江町にとって水防は重要で、若者たちの理解も深く、消防団入団率は府内でもトップ。自然災害についてこれまでもニュースで知ってはいたが、台風23号被災で気付いたこともある。まだ復旧の最中だが訓練も行い、備えていかなければいけない」と気持ちを引き締めていた。


写真:佐古・大江消防団長が伊藤町長に表彰を報告した


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