両丹日日新聞5月21日のニュース
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府立工が福井大の提携事業に参加 2、3年生10人程度が特別講義受ける

 福知山市石原、府立工業高校(湊敏校長)は、国立福井大学のサイエンス・パートナーシッププログラム事業に参加することになり、同校生徒が大学に行き、特別講義を受ける。同校ではいち早く大学の雰囲気をつかめる良い機会としている。

 文部科学省が理科離れへの対策として始めた取り組みで、先進的な施設や機器などを持つ大学と高校などが提携し、発展的な科学技術、理科教育を実践するもの。

 同校からは近年、毎年のように福井大への合格者を出しており、OBたちも大学で成果を残していることから、今回大学側から同事業への参加を呼びかける打診があった。

 事業には福井県内の工業高校3校の生徒も参加。8−10月にかけて計3回大学を訪れ、教授らから講義を受けるほか、実験やまとめの成果発表もする。同校からは福井大進学を希望する生徒に参加を呼びかける。人数は3年生6、7人、2年生3、4人の計10人程度を予定している。

 同校の大島浩樹進路指導部長は「なかなかこちらから頼んでも参加できない事業で、大変名誉なこと。生徒たちには大学の雰囲気を感じ、より高度な学習ができるので、力もつく」と話している。


お地蔵さんを返して 大江町南山西部で今月初めになくなる

 大江町南山西部の森野地区に昔から大切に祭られていた地蔵尊が、今月初めになくなった。盗まれた可能性もあり、住民は「もしだれかが出来心で盗んだのであれば、元の場所にそっと返しておいてほしい」と呼びかけている。

木の箱に安置されていた この地蔵尊は、高さ30cmもない小さなもので、四角い石に彫られている。長年地区内を通る旧道ののり面に祭られていたが、昨年11月から落石防止の工事が始まり、府道私市大江線と交わるところに移し、工事関係者が木の箱を作り臨時に安置。工事中も地区の人が花や水を供え、大切に祭っていた。

 今月3日に地区の人がお参りしたときはあったが、翌4日午後になるとなくなっていた。だれかがいたずらで周辺に投げ捨てた可能性もあるため、区長の坂田笠義さん(58)や工事関係者が周辺を探したが見つからなかった。

 坂田さんによると、この地蔵尊は70年以上も昔からあり、地元の人たちは代々心のよりどころにしてきたという。

 落石防止工事がこのほど終わり、地区では府道沿いに建つバイパス完成記念碑の横にこの地蔵尊を安置する予定で、同記念碑の台座に継ぎ足す形で新たに台座を設け、近いうちに安置する予定でいた。

 坂田さんは「地区の人たちは、そばを通るたびに手を合わせて、花や水を供え、大切にしてきた。一部マニアの間で盗まれた石仏が売買されていると聞いた。どうかそっと元の場所に返してほしい」と話している。


写真:工事期間中、地蔵尊は臨時に木の箱に安置されていた


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