両丹日日新聞5月10日のニュース
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初夏を彩る清楚な花 野笹のスイレン池

 府のため池100選に選ばれている福知山市野笹のスイレン池で、初夏を彩るスイレンの花が咲き始めた。ピンク色の清楚(せいそ)で鮮やかな花が、水面を覆うように茂る緑の葉に囲まれて浮かんでいる。

水面に浮かぶ鮮やかな花 かつては地元のかんがい用水のため池だったが、1967年の大雨で堤防が決壊し、役目を終えた。その後、地元住民の憩いの場として整備が進み、あずまやや散策道が設けられている。

 当初、数株を植えたスイレンは年々広がり、今では水面を覆うまでになった。市の観光名所の一つとして知られるようになり、毎年市内外から多くの人たちが訪れている。観光バスも年々増え、昨年は遠くは岡山県からも計10台が訪れた。

 地元の福田紀彦さんは「スイレンが水面に密集してきたため、昨年の秋に自治会で池の水を抜いて間引きの作業をしました。今年は一層美しい風景を楽しんでもらえると思います。これから赤や白、黄の花も次々に咲きます」と話していた。

 場所は、国道9号を夜久野方面に向けて走り、京都交通「大山」バス停手前を左折、JR山陰線の高架をくぐり、しばらく進むと右手に案内板が立っている。6月に入ってからが見ごろとなり、午前中に開花する。


写真:緑の葉に囲まれて水面に浮かぶ鮮やかな花


興の水田で種もみを直接打ち込む実演 育苗作業など省力化図る

 JA京都福知山支店と農事組合法人「あぐ里・興」は10日、福知山市興の水田で、種もみを直にまく「打ち込み直播」の実証活動をし、多くの農事関係者らが見守った。
実証作業を行った
 一般に農家はハウス内で育てた稲苗を田んぼに植えている。この打ち込み直播は、育苗作業を省き、種もみを直接田んぼにまいて育てる。農作業の省力化を図るのがねらいで、今回は府の「京の水田農業確立支援事業」で取り組んだ。

 午前10時から同法人の実証ほ場に府、市、JA、農事組合の関係者らが集まり開始。全農から借りた8条まき大型機械を持ち込み、JA職員らが打ち込み直播の仕組みや特徴などを説明し、農機を田に入れて実演した。

 種もみには、発芽を助ける酸素供給剤がコーティングしてあり、代かきすると同時にその種子を株間約20cm間隔で6〜7粒ずつショットガンの弾丸のように地中約1cmに打ち込んだ。

 見学していたある営農組合員は「荒廃する田が増えていく中で、農作業を出来る限り省力化する必要があり、この方式はたいへん魅力です」と話していた。また、同JAでは「高額な大型機械なので個人の農家では難しいが、集団営農する団体などはこの方式を導入することで大幅な省力化が図れる。結果を見て導入を推進していきたい」としている。


写真:水田に直接種もみを打ち込む実証作業を行った


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