両丹日日新聞4月21日のニュース
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1市3町社協が合併調印 「住民の立場に立った福祉事業を推進」

 福知山市と三和、夜久野、大江3町の社会福祉協議会は21日、福知山市内記2丁目の市総合福祉会館で合併調印式をした。各社協で5月に開く理事会、評議員会で承認を得たのち、6月をめどに府へ申請。来年1月1日に合併し、新・福知山市社会福祉協議会として船出することになる。

がっちりと手を合わせた 市社協が3町社協を編入し、3町社協は解散する。事務所は現在の市社協に置き、3町社協の現事務所にはそれぞれ支所を置く。

 調印式には4社協関係者や1市3町の市町長ら約50人が出席。浅尾勝次・市社協会長、吉見國藏・三和町社協会長、岡本岩雄・夜久野町社協会長、河田敦巳・大江町社協会長が、協定項目をまとめた合併協定書と合併するにあたり結ぶ合併契約書にサインをし、押印。立会人の署名に続いて4社協会長と府社協の大槻明司常務理事ががっちりと手を合わせた。

 社会福祉協議会は「1行政に1法人」と社会福祉法で規定されていることから、4社協は行政合併に足並みをそろえて03年12月18日、1市3町社会福祉協議会合併協議会を発足。05年3月1日までに全体会を6回開き、合併方式、定款、職員の身分など17項目についてすり合わせをしてきた。

 協議のなかで委員は「福祉サービスの後退」を懸念していたが、あいさつに立った浅尾会長は「社会福祉協議会の使命は地域内における住民側の立場に立った福祉事業の推進であり、新市社協になってもその役割に変わりはない。住民の方々に喜んでもらえる地域づくりを第一に全力を挙げて取り組む」と述べた。

 今後は来年の合併に向けて、幹事会を中心に行政と連携し、合併に伴う細部について協議を続けていく。


写真:手を取り合う4社協会長と大槻常務理事


精巧なすす竹作品並べ29日から春季特別展 大江町の鬼博物館

 大江町仏性寺の日本の鬼の交流博物館(村上政市館長)で、29日から春季特別展「小林貢作品展−すす竹工芸・スケッチ画」が開かれ、精巧に作られた昆虫作品や風景画などが並ぶ。5月8日まで。

 小林さん(67)は、スケッチ画家で、宮津市にアトリエを構える。4年ほど前から古いかやぶき屋根を取り壊すと出るすす竹を素材に、昆虫や植物、魚などを作り、捨てれば廃材となる竹に新たな命を吹き込んでいる。

すす竹で作られたハチやセミ その竹工芸は75点程度を出品する。長年の風雪に耐えたすす竹の節や縄の跡を生かして作り上げたキク、マツ、ツバキなどの植物をはじめ、彫刻の透かし彫りの技法などを採り入れたセミ、トンボ、ハチ、カニなどの生き物の作品が並ぶ。

 どれも精巧に作られている。昆虫の細い触角や透き通るような薄い羽根、小さい目、足を一つひとつ組み合わせて作り上げている。実物と見間違うほどで、ハチなどは今にも飛び立ちそう。

 このほか、ふるさとや丹後、大江町などの風景を描いたスケッチ画約10点を展示する。小林さんは「絵のかたわら4年ほど前から本格的にすす竹だけを使った作品づくりを始めました。100年、150年と使われてきたかやぶき屋根の竹に、もう一度命を与えたいとの思いからです」と話している。

 同博物館は、午前9時から午後5時まで。5月2日と6日は休館。入館料は大人300円、高校生200円、小中学生150円。特別展の期間中、大江町民は無料。


写真:すす竹で作られたハチやセミなどいろいろな作品が並ぶ


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