両丹日日新聞4月11日のニュース
福知山のニュースは両丹日日新聞WEB両丹で

台風被災から春へ始動 三和町菟原中で「ゴウドノ森不動さん」を安置

 サクラが満開となった10日、昨年秋の台風23号で被害を受けた地域で、復旧作業や労をねぎらう会が開かれた。天候にも恵まれ、本格的な春に向け始動の日となった。

元の位置に安置される不動さん 三和町菟原中では、土師川岸辺の「ゴウドノ森不動さん」の安置作業があった。増水で台座の部分が削られ、土師川に流れ込む支流に転落していたが、地元有志12人が石を積み上げ台座を造り、高さ80cm余り、重さ約70kgの石像をもとの場所に戻した。

 この「不動さん」は、菟原中と菟原下を隔てる土師川の川べりにあり、橋がかけられる前までは渡しがあった場所。菟原中の玄関口にあたり、疫病などが入ってこないよう魔除けの役割を果たしていた。

 そばには土師川に注ぐ滝があり、昭和40年(1965)ごろまでは「滝がえ」という滝の清掃作業と懇親会を兼ねた行事があった。時代とともに忘れられていたが、被災をきっかけに、散策路など周辺の整備もし「不動さん」を守ろうと、地元有志が動き始めた。

 呼びかけ人の高橋俊成さんは「不動さんから、近くの歴史の道百選の細野峠へ向かう行程は、市場、バンド、大門、ネズの森、菟原宿と、かつて旅人でにぎわった跡がうかがえ、歴史的に面白い場所。幸い、下水道事業の完了で滝の水もきれいなりました。区民の安全を祈願するとともに、地域の貴重な文化財として大切にしていきたい」と話している。


写真:有志によって元の場所に安置される「ゴウドノ森不動さん」


ティーボールの普及めざし「指導者認定会」

ティーボール初級公認指導者認定会 投手のいない野球、ティーボールの普及をめざし、初級公認指導者認定会が10日、福知山市和久市町の市民体育館で開かれ、市内の7人が講義と実技でルールを学び、初級指導者の認定を受けた。

 ティーボールは、野球やソフトボールに類似したニュースポーツ。バッティングティーと呼ばれる細長い台にボールを置いて打つため、投手はいない。投手の出来が試合を大きく左右する野球などに比べ、気軽にだれでも参加できる。

 同日は、福知山スポーツクラブのティーボール係で、中級公認指導者の高見勉さんが、打者は第2ストライクの後、バントをしてはいけない▽打者・走者はスライディングするとアウトになるなど、ティーボールならではのルールを説明した。

 市内で初の認定会で、高見さんは「運動の苦手な子も楽しめるスポーツです。これをきっかけに体を動かす楽しさを知ってもらえれば。メンバーがそろえば、チームを組んで試合がしたい」と話していた。


写真:市民体育館で開かれた初の「ティーボール初級公認指導者認定会」

最新のニュース 以前のニュース 連載・特集記事
福知山の最新ニュースをお届けします両丹日日新聞WEB両丹