両丹日日新聞3月30日のニュース
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福天1市3町の各首長そろって知事に合併申請 特例債期限一つクリアし来年1月1日 新市誕生へ

 高日音彦福知山市長、田中敬夫三和町長、大江輝久夫夜久野町長、伊藤堯夫大江町長が30日午前、京都市上京区の府庁を訪れ、山田啓二府知事に廃置分合の申請書を提出し、1市3町の合併を申請した。府議会の議決、総務大臣への届け出などを経て、来年1月1日に新「福知山市」が誕生することになる。
4市町長が知事に申請書を渡した
 合併方式は福知山市が3町を編入する方式で、市庁舎は現福知山市庁舎に置き、現3町役場を支所とする。

 4市町長はそろって府庁を訪れ、大橋健、家元丈夫両府議が立ち会うなか、高日市長が「8万4千住民を代表して4人が来ました」と述べながら、山田知事に申請書を手渡した。山田知事は「いろいろ難しい点があったと思いますが、未来へ向かっての一歩を踏み出されたことが心強い。きょうから新たなご尽力が始まります。合併は大きなメリットがあるけれども、デメリットも確かにあります。デメリットが少ないように頑張ってください。3町の特長はぜひとも生かして、地域の魅力が生きるよう私たちも支援していきたい」と声をかけた。

 申請後、高日市長は「8万4千住民がスクラム組んで北近畿の都づくりをめざしたい」と決意を新たにしながら、「ほっとするよりもこれからが大変です」と実感を込めて話していた。

 合併を巡っては、2003年4月1日に福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会を設置し、合併協議がスタート。合併に必要な56協定項目を確認するため、合併協議会22回、4小委員会を30回開くなどし、約2年かけて今月9日に合併調印式を済ませた。

 2004年改正の市町村合併特例法では、05年3月末までに知事に合併申請し、06年3月末までに合併すれば、合併特例債の発行など財政上の優遇措置が受けられることになった。

 そこで同合併協議会では、特例債が活用できる適用期限内である今年3月末までの知事申請を視野に入れて協議を精力的に推進。適用期限切れ直前のところで知事申請が間に合った。


写真:きょう4市町長がそろって府庁を訪れ、午前10時40分ごろに山田知事に申請書を渡した


06年度から府立大江高校再編 北部初の総合選択制で特色ある普通科めざす

 大江町金屋の府立大江高校(蘆田平校長)は、06年度から普通科総合選択制の導入とソフト経済科をビジネス科学科(仮称)に改編する大幅な改革を進める。普通科の特色づくりと新しい時代の商業教育を目指したもので、普通科総合選択制の導入は府北部の公立高校では初めて。通学区も亀岡市以北に広げる。

 同校は現在、普通科1類(文系・理系)・2類(文理系)とソフト経済科がある。しかし、少子化に伴う生徒数の減少で、05年度は双方で定員割れが生じ、今後も志願者の減少が心配されている。

 そこで府教委の府立高校改革推進第2次実施計画の中で、多様な希望進路に対応する多くのコースを設けた特色ある学校に転換することが打ち出された。普通科総合選択制、ビジネス科学の2学科に、各3コースを設ける。

 普通科総合選択制は、理数科目を多く配置する「数理科学」▽基礎基本を重視した普通科目を配置する「社会科学」▽英語の授業を多く配置する「言語科学」のコースがあり、それぞれ特色ある授業を進める。

 ソフト経済科(05年度は情報・会計・デザインビジネス3科目群)から改めるビジネス科学科は「経営プランナー」「ITエンジニア」「マルチメディアクリエータ」の3コース。企業経営や情報通信ビジネス、ビジュアルデザインなど各専門分野の知識や技術を身に付ける。こうした起業家教育で主体性や創造性、チャレンジ精神を育むという。

 いずれも2年生から、生徒がそれぞれの興味・関心、進路希望によって、自由にコースを選択する。定員は、普通科総合選択制が2学級程度(1学級40人)、ビジネス科学科が1学級程度(同)としている。

 普通科総合選択制の導入は府立校では洛東、南八幡に次ぎ3校目。蘆田校長は「ソフト経済科は開設から17年になり、08年には学校創立100周年を迎える。今後も地域に愛される特色ある学校づくりに努めていきたい」と話している。


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