両丹日日新聞3月25日のニュース
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「防災考えるきっかけに」 下柳町の市治水記念館が開館

 治水・防災のあり方を考える拠点施設、福知山市下柳町の市治水記念館が25日、開館した。同日午前10時から記念式が開かれ、関係者約150人が出席。建物の完成を喜んだ。

荷揚げを体験できる 記念館は、水害・水防の歴史を語り継ぎ、治水・防災について学べるようにと、明治10年代の建築とされる2階建ての町家や土蔵、離れを改修した建物。昭和28年(1953)の大水害・28災から50年を迎えた2003年度から国土交通省福知山河川国道事務所と市が共同で整備してきた。

 館内では、避難時に畳や家財道具を載せて屋根裏に運ぶ荷揚げ用滑車を体験できるほか、浸水の跡が残るふすま▽28災の被災者の体験談をまとめた映像▽過去に起きた水害時の由良川の水位を表示するモニュメントなどがある。階段式のたんす、蓄音機なども展示してある。

 記念式では松山宣行所長と高日音彦市長があいさつ。昨年の台風23号災害などを引き合いに出し、「住民が防災を考えるきっかけになれば」などと話し、建物が有効に利用してもらえるよう願った。このあと、参加者らは施設内を見学した。

 入館は無料。開館時間は午前9時から午後5時までで、毎週火曜日は休館。地元の柳菱クラブ(稲上知会長)が管理運営する。


写真:緊急時の荷揚げを体験できる


焼き肉、精肉店に活気をとミートフェア 福知山商議所

 BSE(牛海綿状脳症)の影響などで消費の低迷にあえぐ焼き肉店、精肉店に元気を取り戻してもらおうと、福知山商工会議所は26日から4月10日まで、ミートフェアを開く。市内の19店が参加し、割引サービスなどをして集客力アップをめざす。

 大きな騒ぎとなったBSEだが、現在は全頭検査がされ、安全が確認された牛肉が流通している。しかし、依然として売り上げに響いている店も多く、福知山の集客資源として新しい名物になりつつあった焼き肉店、精肉店の活気づけに同フェアを企画した。

 同商議所が4月初旬に開くお城まつりや他の団体による地域活性化のイベントに合わせて日取りを決めた。関係する市内の全店に希望を募り、そのうち焼き肉店13店、精肉店6店が参加することになった。期間中、店ごとに1ドリンクサービス、1000円割引、商品プレゼントなどの特典を用意している。

 参加店と特典、地図が入ったチラシを作成しており、25日付の両丹日日新聞に折り込んでいる。特典を受けるにはチラシを持参する必要がある。


113カ所に多彩なひな人形飾る 城下町を考える会が旧市街地で

 福知山市のまちおこしグループ・城下町を考える会(大谷勇世話人代表)の「ふくちの春の雛(ひな)あらし」と題したイベントが、26日から旧市街地商店街などで始まる。商店街の店舗など113カ所に多彩なひな人形を飾り、街に華やいだ雰囲気を漂わせる。

来場者がひな人形を見入る このイベントは、子どもたちが桃の節句にお供え物をもらって家々を回る中国・四国地方の雛荒らし行事になぞらえている。楽しい街づくりを−と始めた秋の「ふくちのお宝展」の関連イベントとして、商店街や市民有志の協力を受けて実施しており、今年で4回目になる。

 今年は展示場所が昨年より約30カ所増えた。約100年の歴史を持つもの、出石焼、但馬の木彫り、手作りのものなど多彩な人形が並ぶ。すでに展示をしている場所もあり、福知山ファミリー4階のミニギャラリー・ファーストステージでは昭和初期のひな段付きの人形や伏見人形のひな、手工芸家による創作ひななど約15種類が飾られ、来場者は楽しそうに見入っている。

 同会では展示場所が分かるマップを作成し、参加店に置いている。「ひな人形には時代に応じて顔立ちや衣装などに特徴がある。街中を巡ってゆっくりと楽しんでください」と呼びかけている。

イベントは4月3日まで。

蓄音機を使い、SPレコードコンサート 27日にファーストステージで

 また、ファーストステージで27日午後2時30分と同4時から、蓄音機を使った「ひなまつり SPレコードコンサート」が開かれる。

 福知山市本堀の中村ラジオ研究所(中村邦夫所長)と同店が企画したもので、中村さんが持ち込む高級蓄音機を使って、ひなまつりにちなんだ曲や童謡を中心に約60曲流す。入場無料。市内の手工芸家によるひな人形の小物を集めたひな市も同時開催する。


写真:昭和初期のひな人形などが並び、来場者は懐かしそうに見入っている(ファーストステージ)


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