両丹日日新聞3月18日のニュース
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地域の交流拠点に複合施設が完成 夜久野町「ゾーン計画」の締めくくり

 夜久野町額田の旧竜城中学校跡地で建設が進められていた町文化・保健福祉複合施設が完成、20日午前9時30分からしゅん工式が行われる。2カ年計画、総事業費約12億8400万円をかけた大型事業。多目的機能を備えた新たな町民のコミュニティー施設にと期待されている。
完成した複合施設
 同町は大きく分けて上、中、下の3地区がある。町総合計画の中では、これらの地区ごとに役割を持たせる「ゾーン計画」があり、上地区は福祉、中地区は教育、下地区は行政文化のゾーンとそれぞれ位置付けていた。

 ゾーン計画は、93年に中地区で、旧宝陵中学校と旧竜城中学校を統合した夜久野中学校が誕生し教育の拠点に、95年には上地区の旧宝陵中学校跡地にグリーンビラ夜久野が建設され福祉の拠点になっている。下地区についてはなかなか構想がまとまらずに着手できない状態が続いていたが、03年度に複合施設建設事業として動き出し、ゾーン計画の締めくくりとなった。

 複合施設の敷地面積は1万3400平方mで、施設面積は3148平方m。バリアフリーの平屋設計で外壁は明るいオレンジ色を基調にしている。

 内部は20人規模が入る事務所、335席の大半が電動移動式で多目的活用ができる文化ホール、読み聞かせコーナーなどを設けた図書室、リハビリルームなどの保健センター機能、生涯学習センターとして多目的研修室、栄養指導室などを備える。

 大江輝久夫町長は「長年の課題だった。これまでの町にはなかったものなので、住民の地域コミュニティーの拠点となってほしい」と話していた。施工は但南・衣川組・衣川製材所特定建設工事共同企業体。

 しゅん工式では、公募していた複合施設の愛称も発表する。


写真:旧竜城中学校跡地に完成した夜久野町文化・保健福祉複合施設


原発事故想定し除染や救護にあたる 陸自第7普通科連隊が研修

 舞鶴市内などで21日に実施の原子力防災訓練(府など主催)に参加する福知山市の陸上自衛隊第7普通科連隊は17日、福知山駐屯地で、原発事故での放射能漏れを想定した避難住民の除染や救護などの除染や救護の研修研修をした。訓練を積んだ隊員が他の隊員たちの前で手本を示した。

 同連隊では年に1回、独自で原子力防災訓練を実施しており、3年前にはコンテナに収納できる除染所用エアテントや放射能を洗い流すシャワーなどの機器を導入。21日には高浜原子力発電所のトラブルを想定した大規模な原子力防災訓練に50人の隊員が参加する予定だが、原発事故の際に多くの隊員が対応できるよう研修をした。

 会場となった営庭には、テントなどで除染所を設置。研修は同連隊本部管理中隊の衛生、施設作業両小隊員らを中心とした約50人で、住民が負傷しているのとそうでない場合に分けて実施した。隊員たちは防護服、マスクで身を包み、放射線を測定する線量計を住民役の隊員の体に当て調べたあと、温水シャワーで体を洗い流した。また負傷の救急措置も行い、病院へ搬送するまでの適切な手順を見せた。

 隊員100人のほか、福知山消防署員4人も見学に訪れ、一連の作業手順を真剣に見ていた。


写真:住民役の隊員の体をシャワーで洗い流す隊員たち


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