両丹日日新聞3月16日のニュース
福知山のニュースは両丹日日新聞WEB両丹で

静かに打ち込んだ書家1周忌に初の作品展 読売書法会評議員の谷垣安子さんしのぶ

 読売書法会評議員で昨年3月に77歳で亡くなった書家、谷垣安子さんをしのび、谷垣さんから書を学んだ人たちが実行委員会を作って1周忌の遺作展を開くことになった。表に出ることを避け、ひたすらに自分の筆を見つめ続けた故人の遺志を尊重して、静かな山里で催すことにした。会期は19日から3日間。会場は三和町寺尾の雉子庵(きぎすあん)。読売書法展秀逸作などを展示する。入場無料。

読書法展秀逸作の帖ものなど展示19日から三和町の雉子庵で

 奈良出身の谷垣さんは、同地で活動する宝相社の平田華邑氏(日展評議員)に師事。氏が亡くなった後は宝相社を継いだ青丹会で、大庭松翠氏に学んだ。福知山市展で奨励賞、市展賞を受けて委嘱作家となり、読売書法展では万葉集を帖(じょう)にした作品で5回連続秀逸となり、03年秋に評議員となった。しかし、そのころから体調を崩し、翌年3月15日に亡くなった。

 教室は開かず、ごくわずかの知人から求められて手ほどきをするのみ。大きな賞を取っても周囲に告げることはなく、祝いの会も固辞。時計店を営む家業第一の生活を送り、寸暇を惜しんで書に打ち込んだ。作品展を開くことも、ついに無かった。

 こうした人柄をしのび、手ほどきを受けた人たちが実行委員会を作り、遺作展を開くことにした。大庭さんにも相談し、快諾した大庭さんが奈良から福知山まで足を運んで、谷垣さんの自宅に残っていた作品の中から50点を選び出した。

 遺作展は初日が午後1時から5時、2日目が午前9時から午後5時までで最終日は正午まで。会場は福知山市内からなら国道9号芦渕交差点を右折し、三和荘の奥側。問い合わせは世話役の西躰実佐子さん、電話(27)4984へ。


写真:読売書法展秀逸作の帖ものなど50点を展示する


福天3校で525人が合格 府立高校の合格発表

合格を喜ぶ生徒たち 府立高校の入学試験の合格発表が16日一斉に行われた。福天地方では福知山、府立工業、大江の3校で525人が合格し、4月から始まる高校生活に胸を膨らませた。

 福知山市土師、福知山高校では朝早くから生徒のほか、父母や中学校の教諭らが詰め掛けた。午前9時に合格者の番号が記された掲示板が掲げられると、一斉に駆け寄り注目し、自分の番号を見つけると「あった」「やった」と大喜び。友だち同士で抱き合い、記念にとカメラ付き携帯電話で自分の番号を撮る生徒もいた。大島研斗君(15)、山田大介君(15)は「高校に入ったら勉強や部活、学校行事などに頑張りたい」と意欲を燃やしていた。

 一方で、番号がなく肩を落とす生徒の姿も見られた。


写真:合格を喜ぶ生徒たち(福知山高校で)


最新のニュース 以前のニュース 連載・特集記事
福知山の最新ニュースをお届けします両丹日日新聞WEB両丹