両丹日日新聞3月10日のニュース
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4市町長合併調印 、固い握手 1月1日新「福知山市」誕生

 福知山市・三和町・夜久野町・大江町の合併協定調印式が9日、福知山市西岡町のマリアージュ福知山で開かれ、4市町長が合併協定書に調印した。各市町議会での議決、今月中の府知事への合併申請など所定の作業を経て、来年1月1日に、新「福知山市」が誕生する。

 合併は福知山市が3町を編入する方式で行われ、合併後は3町役場に支所を置く。「平成の大合併」の合併協定締結は、府内では丹波・瑞穂・和知3町に続き4例目。合併すれば人口は8万3120人、面積は約552平方kmと現市域の2倍で、広さでは京都市に次いで2番目となる。福知山での合併は1956年(昭和31年)の佐賀村の分村・編入合併以来、約50年ぶりとなる。

手を合わせる4市町長と副知事 麻生純副知事、大橋健、家元丈夫両府議のほか、合併協委員、4市町の議員や職員ら約150人が出席した調印式では、協議会幹事長の山段誠・市助役がこれまでの協議経過を報告。続いて高日音彦市長、三和の田中敬夫町長、夜久野の大江輝久夫町長、大江の伊藤堯夫町長が、それぞれ緊張の面持ちで合併協定書に署名、押印した。このあと、4市町長と麻生副知事ががっちりと手を合わせた。

 合併協議会長の高日市長はあいさつで「考えの違いがあり紆余(うよ)曲折があったが、その壁を乗り越えた1市3町のきずなは極めて強いと確信している。8万4千住民がスクラムを組み、魅力ある地域を将来にわたって築くことを第一に福知山市の新たな一歩を踏み出したい」と宣言。

 さらに合併に向けて多くの時間を費やし、協議に傾注した職員をねぎらったうえで、「この職員たちが福知山市を担っていってくれます。合併して良かったと思うまちづくりに挑戦できると信じている。私もその先頭に立ちます」と、決意を力強く述べた。
 

4首長「感慨無量」 そろって会見

 4市町長は調印式後、そろって記者会見に臨み、リラックスムードで感想やこれまでの経過を振り返った。
 市町長は調印式の感想や協議過程での不安感などを話した。協定書に署名するとき手が震えるほど緊張したという高日市長は「2年間の協議を思い出すと感無量」。町民の不安をひしひしと感じていたという田中町長は「『合併して良かった』という地域を構築するのは私たちや新市民に課せられた課題。今後とも努力したい」。「新しいまちを生み出すには生みの苦しみがある」と協議で激論が交わされたことに触れた大江町長は「感慨無量の一言。いまは道半ばではなく、スタート」。1月の出直し選挙が乗り切れるか心配だったという伊藤町長は「将来にあのときの選択は間違っていなかったと言ってもらえることを信じている」と語った。


写真:手を合わせる4市町長と麻生副知事(中央)


玉のはじき方など習う  下六小で外部講師がそろばん指導

足し算や引き算も習った 福知山市上松、下六人部小学校(小川哲夫校長、403人)で10日、外部講師によるそろばん指導があり、3年生59人が玉のはじき方や計算の仕方を習った。

 日本の伝統的な計算道具であるそろばんに親しみをもってもらおうと、同校が全国珠算教育連盟府支部両丹地区連合会の吉田裕明会長(50)らに指導を依頼したもので、3年生2クラスが算数の時間に指導を受けた。

 吉田会長のほか、吉野護福知山支部長(66)も指導役となり、最初にそろばんの名称などを説明したあと、玉のはじき方を教えた。そろばんは初めてという子もいたが、指の動きなどを教えてもらいながら、足し算や引き算を手際よくこなしていた。

 あすも指導があり、繰り上がりや繰り下がりなどを学ぶ。3年生の熊内悠介君は「そろばんは初めてだったけど、はじくところがおもしろい」と話していた。


写真:足し算や引き算も習った

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