両丹日日新聞3月3日のニュース
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伝統産業の漆を知る 明正小4年生が講師招き年間学習総括

 夜久野町井田の明正小学校(大槻秀三校長)の4年生17人は、年間学習テーマとして夜久野町の伝統産業の「漆」について学んできた。その集大成として2日、農匠の郷町木と漆の館の高橋治子さんを招いて話を聞き、質問をした。

夜久野の漆について話す高橋さん 児童たちは、親子による漆の絵付け体験や夏休みの一研究で取り上げるなどで漆について学んできたが、より深い理解をと高橋さんを講師に招いた。

 昔は漆で生計を立てる人が全国にいたが、昭和期に安い輸入品が登場し、戦後復興に必要だった建築木材用のヒノキ、スギ栽培が増加したことなどで次第に減少していったという。室町時代から栄えていたという夜久野の漆も例外ではなかったが、高橋さんは「夜久野には、漆かきが大好きで守りたい人がいた。そしてやりたい人たちがずっといるから今もある」と説明した。

 なぜ夜久野の漆は有名なのか−との問いには「漆を塗っている人でも、漆かきは一度も見たことがないという人がいるほどで、関西地方でそれができるのは夜久野だけ。すごいことだと知ってほしい」。

 漆かきと漆塗りが出来る人は何人いる−には「町内で漆かきの技術のある人は6人、漆塗りの技術がある人は4人です」と答えた。

 5年前に夜久野に移ってきたという高橋さんは「まだ夜久野の漆を知らない人もいるので、勉強したみんなが広めていってほしい」と語りかけた。


写真:夜久野の漆について話す高橋さん


大規模駐車場の配置など検討 駅周辺土地利用計画策定委員会

大規模駐車場の配置について説明する事務局 高架工事が進む福知山駅周辺の土地利用を官民一体で考える福知山駅周辺土地利用計画策定委員会(南條道昌委員長、21人)の会合が2日、福知山市のサンプラザ万助で開かれた。4回目の大詰めを迎えた今回は、事務局が大規模駐車場について説明し、合わせて約1100台収容できる駐車場を3カ所に分散させて設ける方針を示した。

 事務局では求められる駐車場として、商業、業務施設の利用者用と自動車から電車などに乗り換える人のため(パークアンドライド用)の2種類を想定し、駐車場の配置場所を検討。大規模小売店舗立地法の基準や駅環状道路内の敷地、施設規模などから収容台数を算定した。商業、業務施設の利用者用は駅の東方向に520台分、西方向に320台分を設け、パークアンドライド用は駅付近に250台分を確保するとした。

 このほか、前回提案された土地利用の区分け(ゾーニング)案や施設の管理運営手法などについて協議した。28日に予定している5回目の会合で同計画案をまとめる。


写真:大規模駐車場の配置について説明する事務局

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