両丹日日新聞2月22日のニュース
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ネットの世界は「思い立ったらすぐ行動」 福知山ITセミナーで成功者2人が秘けつ語る

 インターネット上の商店、オンラインショップで成功している運営者を講師に迎えての福知山ITセミナー2005「オンラインショップまつり」が19日、福知山市の京都創成大学で開かれた。府、福知山商工会議所などが主催し、すでにショップを開いている人や、これから参入を計画している企業などから100人余が訪れ、成功のためのノウハウを学んだ。

多くの聴衆が訪れた 講師は京都「祇園藤村屋」の一浦靖博さん、宝塚歌劇グッズ専門店「宝塚アン」の奥井力也さん。

 一浦さんは老舗の8代目。鮮魚主体の10坪店舗で「五つ玉そろばん」を主力にして商いをしていたが、顧客が年々減少する中で将来に危機感を抱き、1998年にオンラインショップを開設した。

 新しい試みに反対する先代を説き伏せ、ホームページを立ち上げ「注文殺到で寝る間も無いに違いない」と予測していたものの、いざオープンしてみれば注文は皆無。そこで内容の充実、信用の獲得、コミュニティー作りなどに力を入れて再訪問者を増やすことで、アクセスを誘導。商品写真もパッケージのまま撮影するのではなく調理して撮影するなど、購買意欲を誘うように工夫したことなど、毎年売り上げを伸ばすようになった道筋を話した。

 奥井さんは顧客本位のホームページ作りに徹しており、月に1500件の商品発送をし、その3分の1から感謝のメールが返ってくるという。少しでも早く手に取りたいというファンのためにスピード発送を心がけ、スタッフが顧客の好みを見抜いて個別におまけの品を入れたりしており、これがガッチリと顧客の心をつかんでいる。

 またデータベースの必要性、ポイント制度の有利性とショッピングモールの動向など、ネットの世界で今現在起きている動きを紹介しながら、「ネットの世界は半年で大きく変わってしまいます。そのうち取り組もうと考えるのではなく、思い立ったらすぐ行動しましょう」と訴えかけた。


写真:100人を超す聴衆が訪れ、オンラインショップ運営のノウハウを学んだ


鳥インフルエンザ、BSEを最新機器で早期鑑定 府中丹家畜保健衛生所が移転新築

 府議会2月定例会の21日の代表質問で、山田啓二知事は、移転新築する福知山市西佳屋野町の府中丹家畜保健衛生所を、高病原性鳥インフルエンザやBSE(牛海綿状脳症)に対して国と同様の鑑定検査ができる最新機器を備えた施設にすることを明らかにした。
現在の府中丹家畜保健衛生所
 府議の「感染症対策」についての質問に答えた。

 現在の施設は1968年に、以前からあった建物を改装し使用しているが、老朽化が激しいため、建て替えとともに機器を充実し、府北部の基幹施設にすることにした。

 新施設は同市半田に建設予定で、建物は鉄筋コンクリート2階建て、延べ約1200平方m。検査室や解剖室、事務室などを設ける。検査機器では、これまで5日間かかっていた鳥インフルエンザウイルスの検出を2日に短縮できる装置「PCR」を導入。遺伝子を増幅させ、その性質や量を測定することで、原因となるウイルスを特定する。

 またBSEについては、病原体の異常プリオンを検出する「エライザ法」や異常プリオンの量を測定できる「ウエスタンプロット法」が行える装置も整える。

 府の新年度当初予算案に関連経費6億6000万円を計上しており、新年度内の完成を目指している。


写真:現在の府中丹家畜保健衛生所。老朽化が激しく半田に移転、新築される


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