両丹日日新聞2月18日のニュース
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川合をフキの里に 地域農場づくり協議会が特産化目指し講習会

種の採取方法から説明 川合をフキの里に−と、三和町の川合地域農場づくり協議会は、ことしから野ブキ栽培に取り組むことにし、上川合の川合集落センターで17日に栽培講習会を開いた。農家の人たちは「新しい特産品に」と意欲を見せている。

 町内には、もともとフキなどの山菜が豊富だが、これを田んぼで「栽培」して特産品に育て上げようという計画。早春のフキノトウ、春と秋にフキ。年3回の出荷ができるほか、軽いので年配の人でも手がけられる。更に「イノシシが食べない」というのも、農家にとって大きな魅力。

 山間部では、農林産物は植えるそばから獣害に遭い、やっと守り育てたものでも、出荷を目前に食べられてしまうことが多いだけに、イノシシが食べないフキは、新しい特産品にと大きな期待が持てる品だという。

 講習会には約30人が参加。府中丹西農業改良普及センターの山内均主査と町農業経営改善支援センターの荒河正市総括推進員が、種の採取方法から説明。移植する際の注意事項などを解説していった。
 協議会の河内良雄会長は「川合ブキとして頑張っていきたい。初年度は5ヘクタールが目標です」と話し、講習会参加者以外にも声をかけて回ることにしている。


写真:種の採取方法から説明していった


中途失明につながる緑内障の予防講演会 早期発見、治療が大切と注意呼びかけ

 福知山市内記2丁目の市総合福祉会館で17日、府視覚障害者協会主催の失明予防講演会が開かれた。市内の眼科医、大八木康夫さんが目の病気について講演。中途失明につながる緑内障は、日本緑内障学会の調査で40歳以上の約6%を占め、さらに自覚症状無しに進行する例も多いため、早期発見、眼科医の大八木さんが講演治療が大切なことを強調した。

 同講演会は、糖尿病などの成人病や緑内障で、一夜にして失明する人が増えていることから、目の病気について正しい知識を持ってもらう機会にと計画した。市内外から約50人が訪れ、講演に聴き入った。両丹日日新聞社など後援。

 福知山視覚障害者協会の戸崎悟会長が「人が得る情報の80%が目から入ってくるといわれる。講演を通して目の大切さを再認識してほしい」とあいさつしたあと、大八木さんが講演。角膜、結膜、水晶体、虹彩、瞳、網膜などからなる目の構造を分かりやすく説明したあと、それぞれの部分でみられる代表的な病気について話した。

 放置すると失明につながり、患者が多い緑内障については、00年秋から1年がかりで岐阜県多治見市で実施された日本緑内障学会による調査の結果をもとに説明。

 「緑内障は視神経が損なわれて徐々に視野が狭くなり、失明につながる怖い病気。従来は眼圧が高くなるのが特徴ととらえられていたが、最近は眼圧が正常な人でもなることが分かった。今回の調査に協力した40歳以上の約3000人のうち緑内障が発見されたのは6%で、そのうち半分以上が正常眼圧だった。頭痛や吐き気の急性発作で見つかる人も一部あるが、無自覚・無症状でじわりじわりと進行し、違う症状でたまたま眼科にかかって発見される例がほとんどだ」と話した。

 水晶体(レンズ)が濁ってくる老人性の白内障は「部分的なものを含めると40歳代で3人に1人、70歳代にもなると9割の人にみられるが、視力が低下しても曇った窓ガラスをふくように汚れを取り除けば見えるもので、それほど怖い病気ではない」と話した。このほか、糖尿病性の網膜症やペーチェット病などについて触れた。


写真:目の病気について話す眼科医の大八木さん


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