両丹日日新聞1月24日のニュース
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世代超え「着物」語り合う 市丹波生活衣館で愛好者ら26人集い

 福知山市内記1丁目の市丹波生活衣館で23日、きもの座談会が開かれた。着物姿の参加者たちが着物への思いを語り合った。
着物について語り合った
 高級な着物は儀礼的・ぜいたくなものとされてきたが、近年では若い女性を中心にアンティーク着物が流行しており、これまでとは違った新たな着物のジャンルが生まれつつある。同館では、大正・昭和初期の着物「銘仙」を集めた展示会を催していることもあり、若者から年配までの幅広い着物愛好者が集まり、着物についての考え方や魅力について話し合う座談会を企画した。

 参加したのは大学生、染織家、呉服関係者など26人。アンティーク着物は、礼服を普段着に仕立てたり、簡単に着こなせるような着付けをアレンジするなど、正当とされている着こなしとは異なる流れを組むもの。これについて「季節感のない着こなしは恥ずかしいと感じてしまうのでは?」「着付けを軽く済ませられることで普段着る服の一つになってきた」など次々と意見が飛び出した。ほかに時と場所、目的に合わせた着こなしや着付けのポイントなどの会話を弾ませ、楽しい時間を過ごした。


写真:着物についての思いを語り合った


文化財を火災から守れ 観音寺地域の人も加わり訓練

 本堂などが府指定文化財になっている福知山市観音寺のアジサイ寺・観音寺で23日、文化財防火訓練があった。

 1949年(昭和24年)に法隆寺金堂壁画が焼失した1月26日が文化財防火デーと定められており、この時期になると文化財防火と愛護思想の高揚を図る取り組みが毎年各地で行われる。

防火訓練最後の一斉放水 福天地方では17日から31日までを文化財防火運動期間として、行政、消防ら関係機関が国、府、市の指定文化財の寺院などの査察と点検指導を行っている。

 強風波浪注意報が発令されている朝に、自動火災報知設備が作動、寺の関係者らが本堂近くの通夜堂が燃えているのを発見。風が強く、文化財の本堂や釣り鐘に火が近づいているとの想定で訓練を行った。

 地元の西中分団など市消防団、市消防本部、市教委、地元自治会と寺関係者ら総勢約150人の態勢で臨んだ。

 火災現場に駆けつけた寺関係者が「火事だー」と叫び、消火器を使った初期消火を開始。文書などの文化財搬出も行った。しばらくしてサイレンを鳴らした消防車が到着し、消防署員と消防団員がホースを素早く運び、本格的な消火活動が始まった。最後は一斉放水で締めた。

 参加者たちは訓練を通じて火災への危険意識を高めるとともに、いざというときの協力態勢を整えていた。


写真:文化財を守るための防火訓練最後の一斉放水


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