両丹日日新聞1月21日のニュース
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来年度、中六に特養ホーム整備へ 入所待機者の解消に

高齢者対策協議会 福知山市は20日、市庁舎で開かれた市高齢者対策協議会(森田壽一会長)で、中六人部地区に来年度、特別養護老人ホームなどを設ける方針を示し、了承された。

 市は施設整備を図る理由として「入所待機者の早期解消を図るため」と説明。昨年12月末現在の入所待機者は介護保険制度の要介護認定者で316人に上り、より症状が重い要介護度3−5の対象者に絞ると181人いる。さらに、市内にある4特養ホームの入所定員数は合計230人だが、来年度の利用見込み者数はその数を上回ることから、「対応が急務だ」とした。

06年度以降には下豊富でも計画

 案では50床の特養ホームに10床の短期入所生活介護施設(ショートステイ)を併設する。これとは別に06年度以降には下豊富地区に特養ホームなどの施設整備を図る計画を立てていることも明らかにし、府に50床の施設整備枠の確保を要望していく。

 出席した委員からは「50床で経営が成り立つのか」といった質問のほか、「(交通が不便な)山中には建てないでほしい」といった要望も。市側は「地域の中心的な場所に建てたい」などとの思いを語った。

 また、市民のなかから一般(40歳以上)、要介護認定者、特養ホーム入所者の5285人を対象にした「保健福祉に関する実態調査」の中間報告もあった。このうち一般対象者については55%以上の人が在宅介護を希望していることや、45・1%の要介護認定者が介護保険料に負担を感じていることなどが分かった。

 協議会は学識経験者、保健・福祉・医療関係者、各種団体、地区福祉推進協議会などの委員20人で構成している。


写真:特養ホームの整備についても意見を交わした


「ITで地域おこし」テーマにセミナー 福知山ファミリーで成功事例から学ぶ

 「ITで地域おこし」をテーマにした講演会、福知山ITセミナー2005が26日午後7時から福知山市駅前、福知山ファミリー4階で開かれる。商店街と商店の情報をホームページで発信し、周辺部へ流れていた消費者を再び呼び戻すことに成功した事例から、インターネット時代の地域おこしの可能性を探る。入場無料「ささはたドッとこむ」の長坂さん

 府、福知山TMO、福知山IT研究会、e丹波商人道場が主催する。毎年、インターネット界の著名人を講師に迎えて催しているシリーズで、今年は1月と2月の2回開催。1月のセミナーには、「ささはたドッとこむ」を運営する長坂由佳さんを迎える。

 長坂さんは1999年に、東京都渋谷区の幡ケ谷、西原、笹塚にある10商店街共同のホームページを開設した。各地区の頭文字から「ささはた」と名付け、商店街役員や商店主たちと協力しながら運営。地域の人たちに喜ばれる作りにして、巨大集客施設が集まる都心部へ流出していた消費者の関心を地元に引きつけ、誘客に成功した。

 この取り組みが全国から注目され、各地の地域おこしグループと連携。インターネット時代の地域情報、更には企業情報発信のあり方を提言している。

 地域振興を考える場合、中心となって動ける人材がいなかったり、売り出す地域資源が無い場合も多い。予算は、無くて普通。都会、地方を問わず、どことも条件は厳しいが、「出来ない理由を挙げるより、どうやったら出来るかを考えよう」をモットーに、励ましてきた。今回のセミナーでは「ささはた」と全国の事例を紹介しながら、福知山活性化のヒントと、これからの時代の企業の情報発信のあり方を探る。

 問い合わせは(22)2108の福知山商工会議所へ。


写真:商店街の人たちと協力してホームページで情報発信する「ささはたドッとこむ」の長坂さん(左)を講師に招く


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