両丹日日新聞1月5日のニュース
福知山のニュースは両丹日日新聞WEB両丹で

寒さ裂く初射会 市弓道協会

会員たちが次々に矢を射った 福知山市弓道協会の新年最初の行事「初射会」が4日、同市和久市町の市営弓道場で開かれ、会場には会員たちが放った矢が寒気を切り裂く「ヒュッ」という音と、矢が的をとらえた「バシッ」という音が交互に響いた。

 巻きわら射礼、矢渡し、一つ的射礼、持ち的射礼と続き、はかま姿の会員たちが順に登場。心を静かに集中させ、ゆったりとした構えから放たれた矢は、28m先の的を次々にとらえていた。


写真:会員たちが次々に矢を射った


大江町長選に由里義和氏が立候補表明 合併是非は住民投票での基本姿勢

 町長解職請求(リコール)の運動を進めた大江町の住民グループ・3143ふるさと大江を愛するネットワーク(新井均代表)は4日、河守の事務所で、18日に告示される町長選挙にメンバーの会社役員、由里義和氏(64)を擁立すると発表した。由里氏は、福天加佐1市3町の合併問題について、その是非を住民投票で決めるなどの基本姿勢を示した。すでに前町長の伊藤堯夫氏(73)が出馬を表明しており、合併問題をめぐる出直し選挙はこの2氏の争いになる見通しだ。

 由里氏は、同志社大学中退で国税庁醸造試験所酒造科を修了。現在は酒類卸売会社の代表取締役。町民有志12人で作る同グループの代表委員の1人で、河守土地区画整理審議会副会長や町観光協会理事などを務めている。

 新井代表らと会見した由里氏は「先に有権者3143人の署名を集めて議会に提案された住民投票条例制定案が、町長の反対意見書を付けて提案された結果、否決となった。住民不在のまま合併が進むことに不満と怒りを覚えた」と出馬理由を説明。昨年暮れの12月27日に決断したことを明らかにした。

 また「報道などで知る限り、合併のメリットは見えてこない」と個人的見解を示しながらも「あくまで合併は町民が判断し決めることが大前提」とし、住民に分かりやすい材料を提供し、十分に内容を把握してもらった上で住民投票を行い、その結果に従いたい考えを示した。

 いまのところ、3月に府知事へ合併申請をする予定で協議が進んでいるが「仮に私が当選した場合、住民投票を実施することになり時間的に難しい。合併特例債が受けられる3月期限内にはとらわれない」とした。また「どの政党からも推薦を受けない」と述べ、無所属で立候補する意向を示した。

 基本政策として(1)合併の是非は、町民に情報提供した上で住民投票で決める(2)災害復旧は被災者の生活再建支援を優先し、住民参加で水害のない町を目指す(3)町民が主役の町づくりを進める−を掲げた。

 さらに財政の見直しで健全な財政運営に努める、町の基幹産業である農林業・商工業の振興に努め活力ある町づくりを進めるなど6項目の具体策を挙げ、すぐに実現するものとして(1)町長報酬の2割カット(2)助役が収入役を兼務し、町長専用車を廃止する(3)町長室は開放し、集落ごとの車座懇談会を実施する−の3つの改革を進めるとした。

合併協議の円滑な推進を 伊藤堯夫氏が基本政策示す

 一方、先に再出馬を表明した伊藤氏=無所属=は、12月30日に改めて会見し、基本政策を示した。伊藤氏は「高齢化・少子化に歯止めをかけ、若者の定住を図ることで、将来に希望の持てる活力ある町の建設を目指す」とした。

 具体的には(1)16年災害の早期復旧(2)由良川治水の促進(3)産業の振興(4)生活環境の整備(5)住民福祉の推進(6)教育の充実−の基本政策を掲げた。

 その上で1市3町の合併協議の円滑な推進を挙げた。町の諸課題に取り組むためには、自治体が地方分権に耐えられる力をつけ、行政経費の節減と政策遂行力を高める必要がある。そのための合併で、その成否は今後の重要政策の展開に大きな影響を及ぼすとし、協議の円滑な推進を強調した。

 町長選挙は、18日に告示され、23日に投開票される。選挙説明会は5日午後から町役場で開かれる。


WEB速報
 4日早朝に本堀で火災
 4日午前5時10分ごろ、福知山市本堀の自動車板金業、今福車体の作業所兼住居から出火。鉄筋コンクリート造り3階建て延べ約830平方mのうち、2、3階部分の計約100平方mを焼いた。
 1階が工場、2階が車両置き場、3階が住居になっており、出火当時住居には今福明成さん(36)の家人2人がいたが、共にベランダから救助された。軽傷。原因などは調査中[4日10:00最終]

最新のニュース 以前のニュース 連載・特集記事
福知山の最新ニュースをお届けします両丹日日新聞WEB両丹