両丹日日新聞12月24日のニュース
福知山のニュースは両丹日日新聞WEB両丹で


神木の挿し木苗 里帰り 樹齢700年大杉の後継樹


土をかける子どもたち 三和町大原、大原神社(林秀俊宮司)の境内に23日、地元の子どもらが杉の苗木2本を植樹した。この杉は神木・大杉の挿し木苗。子どもたちは親木のように立派に育つようにと願いながら土をかぶせていた。

 大杉は樹齢約700年、幹周り8mで神社近くのお旅所に根を張る巨木。昭和30年代の落雷で上部が損傷したものの、遠くからでもよく目立つ大原のシンボルとして地元では身近な存在になっている。

 苗木は神木から挿し木した。希少樹木や地域で親しまれてきた樹木のなかから後継樹を育て、後世に残すことを目的とした府の事業の一環として、夜久野町の府緑化センターで99年度から大切に育てられてきた。苗木は6本あり、高さ2mから3mほどに成長したことから、三和町へ「里帰り」させることにした。

 同日は川合小学校3年の寺田裕之進君(8)や吉見波冶美区長(69)ら地元の16人が境内へ集合。大人たちの背よりも高い苗木の根に土をかけた。残り4本はすでに町内の公共施設に植えられている。

 林宮司(48)は「親木の大杉が若木や子どもたちの成長を見守ってくれれば」と話していた。


写真:「大きく育て」と土をかける子どもたち


新市の施策の柱に防災対策強化盛り込む 福天合併協小委員会

合併協小委員会 福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会の新市建設計画策定小委員会は23日、福知山市拝師の成和コミセンで第12回会合を開いた。前回(10月15日)に引き続き「新市の施策」について協議。台風23号災害を受け、施策の柱に「防災対策の強化推進」を新たに盛り込んだ。

 新市の施策の柱は29点。このうち新設した防災対策の強化推進は、新市総合防災計画の確立と危機管理体制▽連絡通報体制の整備▽由良川の早期抜本的改修と水防災対策▽防災センターの設置などとし、新市では「災害のないまちをめざす」としている。また、災害対策として基幹的事業に「安心・安全なまちづくり推進事業」を加えた。

 新市建設計画は8章で構成している。同日は新市の施策(5章)、新市における府事業の推進(6章)、公共的施設の適正配置と整備について(7章)を確認。あとは8章の財政計画を残すのみで、現在、災害などによって財政状況が変化したため修正し、協議している。

 小委員会の冒頭で、31日付で町長職を辞職することを表明した伊藤堯夫・大江町長が、台風23号災害時に受けた物資・人的支援に対して感謝の言葉を述べた。

 次回は1月10日午後2時から、市民会館で開く。


写真:台風23号以降、初めて開かれた小委員会


最新のニュース 以前のニュース 連載・特集記事
福知山の最新ニュースをお届けします両丹日日新聞WEB両丹