両丹日日新聞12月20日のニュース
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粉を取り寄せ今年もできた 台風被害の北陵地域で人気のそば打ち教室

そば打ち教室 福知山市坂浦の北陵地域公民館で19日、恒例のそば打ち体験チャレンジ教室が開かれた。今年は10月の台風被害で地元のそばが全滅したため、福井県今庄町からそば粉を取り寄せ、教室を開くことができた。親子ら39人がこねたり、ゆがいたりして作ったそばを味わった。

 10月20日に襲来した台風23号は、同市雲原地域にも大きな被害をもたらし、土石流などでそばが根こそぎ流れた状態になった。同公民館では毎年地元産のそばを使い教室を開いてきたが、今年は見合わせることも考えた。しかし人気のある教室であることから、そばの名産地の同町からそば粉を取り寄せて開くことを決めた。参加募集をしたところ、あっという間に定員いっぱいになり、40組の参加を断ったという。

 講師は地元のそば打ち名人、桐本武司さん(73)が中心となって教えた。参加者たちはそば粉をヤマイモなどと一緒に混ぜ、ある程度固まると、今度はこねてめん棒で伸ばし薄くして包丁で切っていった。切ったそばはゆで、ざるそばにして食べた。

 親子での参加が多く、あちこちで協力しながら作業する姿が見られた。福知山市の志賀正史さん(43)は息子の史岳君(9)と体験。そば作りは初めてで、志賀さんは「そばが好きで、自分でも作ってみたいと思い参加しました。こねる作業がなかなか難しいですね」、史岳君は「切るところが楽しかった」と話していた。


写真:伸ばしたそばを均等に包丁で切った


親子で象嵌作りに挑戦し伝統技術学ぶ 子どもサイエンスレンジャー・クラブ

自分だけの象嵌作りに取り組む 科学実験や観察に取り組む福知山市の子どもサイエンス・レンジャー・クラブは18日、同市猪崎の市三段池公園総合体育館で京象嵌(ぞうがん)作りに挑戦した。市内の小学校4〜6年生とその親約50人が参加。昔から伝わる工芸技術のすばらしさを再確認した。

 象嵌とは、金属や木材、陶磁器などの表面に模様を象(かたど)った金・銀などを嵌(は)めこむこと。紀元前2000〜3000年に中近東で発祥し、日本には古墳時代に伝わった。京象嵌は、江戸時代には刀のつばに施されていたが、現在はアクセサリーや室内装飾品に用いられている。

 京象嵌協会会員の中村正勝さんらの指導を受けながら、子どもたちはオリジナルの象嵌作りにチャレンジ。金づちやピンセットを使いながら、鉄板を整形する生地作り、下絵写し、布目切り、鉄生地に金をはめ込む入嵌などの作業を進めていった。

 参加者たちは「すごく根気がいる」「細かい作業で目が疲れる」と言いながらも、世界に一つだけの象嵌作りに夢中になっていた。


写真:自分だけの象嵌作りに取り組む参加者たち


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