両丹日日新聞12月16日のニュース
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楽しい鶏の作り物登場

 師走も中盤を迎え、福知山市の小林太造さん(72)が、自宅近くの高台下に来年の干支(えと)・酉(とり)の作り物を展示した。ヒョウタンなどの自然素材を利用した鶏のつがいとヒヨコで、道行く人たちは「出来鶏とヒヨコの作り物栄えがよく、見ていて楽しい」と人気を集めている。

 小林さんは市民病院などに40年以上勤め、退職後は余暇を生かして、四季折々の花を栽培している。干支の作り物は今年で5年目を迎え、自然の素材を使った個性あふれる作品が毎年評判になっている。

 作り物は10月から素材集めをし、11月上旬から製作した。つがいの鶏は長さが30cmほどのもので、ヒョウタンで組み合わせて作った胴体に、ススキの穂を使った体毛、竹の葉を利用した羽を飾った。鶏冠(とさか)はケイトウ、くちばしや脚は木で表現した。

 13匹のヒヨコは、ヒョウタンにシノブ竹を加工したくちばしや脚、ススキの穂の羽を取り付けて仕上げた。

 作り物は風雨にさらされないようにビニールを張ったケースに収めている。年末になれば上下に置いている花の鉢に「謹賀新年」などの文字を入れ、正月を迎える。

 小林さんは「養鶏をしていた人からも話を聴いて鶏の雰囲気が出るように工夫しました。ヒヨコはユーモラスに仕上げるためにくちばしの材料を何度も取り替えるなど思案しました」と話していた。1月中旬まで展示する。


写真:自然の素材を生かして仕上げた鶏とヒヨコの作り物


棟梁めざし模擬家屋建築 福知山高技専の10人が訓練で取り組む

作業を進める訓練生たち 福知山市平野町、府立福知山高等技術専門校(柴田伸之校長)の建築科訓練生が校内に建てている模擬家屋の棟上げが、16日に行われた。

 同科の訓練生は10人で、4月から建築大工の棟梁(とうりょう)を目指し、建築構造や力学、製図などの学科のほか、かんな、のみの研ぎ方、在来軸組工法の基本技術を学んできた。10月からは柱などの材料加工に入り、14日から基礎造りにかかった。

 建物は木造2階建て約46平方mで、1階に6畳の和室と洋間、2階に6畳の和室を備える。訓練生たちは材料を2階部分まで人力で運び、指導員2人のアドバイスを受けながら床板などを取り付け、棟上げの作業を進めていった。2月に完成予定。

 訓練生の中で唯一の女性(34)=兵庫県=は舞台装置製作の仕事に就くことを希望。「舞台・放送の美術は以前のように張りぼてではなく、裏まで見せるようになってきているので、専門校で学んだことを十分に生かしていきたい」と話していた。


写真:安全を確かめながら、作業を進める訓練生たち


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