両丹日日新聞12月8日のニュース
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台風23号の由良川水位上昇 28災時の2.5倍の速さ 国交省福知山事務所が報告

 台風23号での由良川水位の上昇は、1953年(昭和28年)の13号台風時に比べ、2.5倍の速さだったことが分かった。7日に福知山市内のサンプラザ万助で開かれた第3回由良川流域懇談会で、国土交通省福知山河川国道事務所が報告し明らかになったもので、それを裏付けるように、出席していた大江町内の委員からも「一気に水が増えた」と、当時の様子についての話があった。

由良川流域懇談会 報告によると、今回は約7時間で5.5mも上昇した。これは、約18時間で5.8m上がった13号時に比べると、およそ2.5倍の速さ。場所によっては1時間に1.5mも上昇したところがあった。

 また今回の台風では、流域の各観測所での最高水位に達した時間に差が少ないことも特徴とされ、音無瀬橋近くの福知山観測所と綾部観測所との時間差は1時間、福知山と舞鶴の大川橋観測所とは約4時間で、流域全体にまんべんなく降雨があったことを示している。このほか最大流量は毎秒約5000トン(調査中)で、台風13号時の6500トンに次ぐ規模だったことが判明した。

 同懇談会は河川に詳しい専門家や地域の市民団体の代表、河川管理者ら計13人で3月に結成。国土交通省の「由良川水系河川整備計画」について意見を出し合い、計画の変更などに反映させることを目的にしている。2回目の会合では大江町などの被災地を視察した。

 今回は報告のあと委員らによる意見交換があり、水位が急激に上昇した原因究明を求める声や谷川のはんらんが起きた場合でも、小堤防の輪中堤は効果を発揮するのか−などの意見が出たほか、堤防の高さを上げてほしいといった要望もあった。

 次回の懇談会は年明けに開く予定で、今回の台風被害を踏まえたうえでの意見交換をしていく。


写真:懇談会では水位上昇や谷水などについて様々な意見が出た


夜久野の「丹波黒豆ぼうろ」人気 テレビで紹介され注文殺到
丹波黒豆ぼうろ
 夜久野町内で製造されている黒豆の加工菓子「丹波黒豆ぼうろ」が人気を集めている。テレビ番組内で紹介されて以来、同町商工会のホームページへのネット注文が殺到し、製造が間に合わない状況。1月中旬以降に順次発送を始める予定にしている。

 フジテレビ系列で11月25日午後9時から放映された「とんねるずのみなさんのおかげでした」の新食わず嫌い王決定戦のコーナーで、女優の戸田恵子さんが黒豆ぼうろを紹介したことをきっかけに、北は北海道、南は沖縄まで全国からの注文が続いている。番組を見て最初に注文をしてきた人は、番組放映中の25日午後9時30分ごろだったという。

 黒豆ぼうろを製造しているのは同町今西中の丹波栗蔵。丹波夜久野産の黒豆をミンチ状に砕き、小麦粉や砂糖などと混ぜて焼き上げる。黒豆の香ばしさと素朴な味が特長という。

 フル稼働で製造しているが、年末はお歳暮や年間契約の納品分などと重なり、新規注文分まで手が回らない。しかし町内では、夜久野町夜久野高原農匠の郷内のマルシェなどで、テレビ放映前に納品した分などの販売もしている。ネットでの注文も受け付けている。


写真:丹波栗蔵で製造している「丹波黒豆ぼうろ」。香りの良さと素朴な味で人気


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