両丹日日新聞12月2日のニュース
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来年1月23日に投開票 大江町町長解職の賛否問う

 大江町選挙管理委員会(藤井澄夫委員長)は1日、伊藤堯夫町長の解職請求(リコール)に伴う住民投票を来年1月23日に実施することを決めた。住民投票は町発足以来初めて。

 福知山市、三和町、夜久野町との合併問題で伊藤町長の姿勢を不服として、町民グループの「3143ふるさと大江を愛するネットワーク」が、有権者の3分の1を超える1764人分の有効署名を集めて本請求していた。

 来年1月3日の告示で23日(日曜日)に投開票する。一般選挙と同様に町内16カ所に投票所を設ける。各投票所の投票時間も一般選挙と同じになる。

 投票できるのは、12月2日現在の町選挙人名簿に登録された20歳以上の男女。当日に投票所でそれぞれ投票用紙を受け取り、解職に「賛成」「反対」のいずれかの欄に町長の氏名を記入する。

 町総合会館で即日開票し、賛成が有効投票総数の過半数を占めれば解職が決まる。その場合は50日以内に町長選挙を行うことになる。


岡ノ遺跡で築城以前の堀跡見つかる 豪族住む城館囲む?

 府埋蔵文化財調査研究センターは1日、福知山市東岡町、南岡町の岡ノ遺跡の第3次調査結果を発表した。周辺は弥生時代後期から江戸時代中期にかけての複合遺跡が認められ、このうち江戸時代前期に埋まった堀跡は福知山城の絵図などでは見られないことから、築城以前に掘られた可能性があることが分かった。
V字型の薬研堀
 岡ノ遺跡は国道9号沿いに位置。周辺では00年に市教委による1次調査があり、同センターが昨年度から2次調査、今年度から3次調査を実施した。今年度は同国道の拡幅に伴い、3地点の計3980平方mを調べた。

 堀跡は一番広い1地区(1760平方m)で見つかった。長さ18m、幅3m、深さ2mで、断面がV字型になる「薬研堀(やげんぼり)」になっている。この構造は、戦国期ごろの城館や山城の周囲に見られるもので、この地に同様のものがあり豪族らが住んでいたのではないかと見られる。

 堀の中からは石仏や丹波焼の甕(かめ)など約10点が出土。石仏は福知山城の石垣に使われたものと同じ形で、堀の遺構の最上層から見つかっている。同センターは「埋まった堀は福知山城の絵図や地元の記録にも見られないことから、築城以前の城の形態を知るうえで貴重な資料」としている。

 このほか調査では奈良、平安時代の住居3棟の遺構なども見つかっている。いずれも柱の直径が30cm、柱間が2・4mの大規模住宅で、有力者が住んでいた可能性が高い。


写真:V字形の薬研堀

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